ペットロスが辛すぎる!症状ってどんな?克服する方法は?

ペット
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友人がものすごくかわいがっていた犬が亡くなったと連絡がありました。

毎日悔やんで泣いて、何も手に付かない。

こんなことじゃ、亡くなった愛犬がかえって心配しちゃうから
前を向いて歩き出したいと思ってるのにできない・・・。

愛犬を失った悲しみを十分に知っている私は、たかが犬相手に大げさだとは
とても思えませんでした。

今日は今、悩んでいる人が多いペットロスについて、自分の実体験を元に
書いていこうと思います。

今、ペットロスに悩んでいる人の心が少しでも軽くなったら幸いです。

【関連記事】

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ペットロスが辛すぎる!【実体験した私の場合】

私が愛犬を失って、今年でちょうど10年になります。

10年も経ってるんだから・・・と思うでしょうね?

でも10年経った今でも、愛犬のことを1日たりとも忘れたことはありませんし、
今でもすぐ近くにいてくれると信じています。

うちの愛犬は友達にシェットランドシープドッグ(シェルティー)だと騙されて(?)
もらって来た雑種の子で、15歳まで生きてくれました。

本当に愛らしい外見で、家族や周りの人から愛された、とても幸せな犬でした。

猫派で犬があんまり好きではなかったはずの我が家が、何故犬を貰い受けたのか?
今でも良くわかりませんが、シェルティーだと言われたことが運良く犬好きの
遺伝子を目覚めさせてくれるきっかけになったと、今では思っています。

愛犬を診察してくれた獣医さんいわく、「犬との出会いは必然。
こっちが必要な時に、向こうが勝手に来てくれる。犬との出会いは運命なんだよ」

って言葉も、あながちウソではないのかもしれません^^

愛犬が一緒の時、本当に毎日が幸せでした。

愛犬とともに季節を感じ、泣いていれば慰めてくれ、家族のすぐそばに
いつも寄り添ってくれた愛犬。

犬がこんなに感情が豊かで、人間と同じように考えも感情もあるということを
愛犬と出会って初めて知りました。

小さな犬っころが、いつの間にか私の心の大部分を占めていました。

でも・・・・。

そんな日はいつまでも続かず、いつの日かあんなにたくましく美しい毛並みだった
愛犬の毛並みがボザボザになり、動きも緩慢になり、始終首が下がっているのを
感じるようになります。

気がつけば愛犬と共に生きてきて、13年の月日が経っていました。

いつ死んでもおかしくないんだ・・・・・。

そう覚悟を決めていたつもりなのに、この子のいない人生が考えられなくて、泣いていた夜。

もう横になっては眠れなくなった愛犬を抱きながら、一晩中壁にもたれかかって
眠った夜もありました。

こんな状態でも1日でも長生きして欲しい。私のそばに居て欲しい。

でも、別れの日はやって来ました。

2月なのに太陽が降り注いで暖かかった中旬。

15歳1ヶ月の寿命を全うし、天国に旅立っていった愛犬。

肺も小さくなって器官も細くなって毎日が苦しかったのに、
毛がボサボサだったのに、体の表面に大きな脂肪腫があったのに、
亡くなった愛犬の顔はそれは穏やかで、まるで眠っているかのようでした。

毛もつやつやと光り輝き、脂肪腫は体に吸収されたのか?なくなっていました。

もう苦しくないんだと安堵したのと同時に、ものすごい悲しみと喪失感に
襲われたことを、今でも鮮明に覚えています。

これを書いてる今でも、涙が止まりませんが・・・・。

でも最後はしっかりと看取れたし、最後までちゃんとした形で送り出してあげたい、
と常々家族と話し合っていたので、取り乱しつつも火葬場に連絡を入れ、
知り合いのお坊さんにも連絡を入れました。

愛犬の死を知った近所の人や親戚が、花やお菓子を持って来てくれ、
愛犬の祭壇の前は、きらびやかに飾られました。

愛犬の記録を抹消してもらう為に、犬が亡くなった事を役所に電話をすると、
『大往生でしたね。幸せなわんちゃんでした』と言ってもらえ、
機械的な対応が多い中での優しい言葉に涙しました。

犬なのに人並みとはいかないまでもお葬式をしたり、お坊さんに読経をあげて
もらったりできたことは幸せだったのかもしれません。

そして、愛犬の死を覚悟していたはずなのに、ちゃんと看取ってあげられたはずなのに、
私達はペットロスになりました。

眠れない、涙が止まらない、外出先で突然感情が溢れて泣いてしまう・・・・。

周りの人から見たら『あの人なんなの?!』状態でしょうが、
自分ではどうしようもないんです。

そんな状況が収まるまで、丸3年はかかりました。

私達の場合、愛犬とはお別れしましたが、最後は色々な面においてとても幸運で
幸せだったと思うんです。

お坊さんを呼んでお葬式もしてもらえたし、みんなが花を贈ってくれたり、
来てくれたり、行政の方に暖かい言葉をかけてもらえたり。

それでもペットロスになりました。

聞けば世の中では『たかが犬が死んだくらいで大げさな』とか、
『そんなにいつまでも泣いているなんてやり過ぎだ』とか、
『そんなに悲しいなら新しい犬を飼えばいいじゃん!』とか、心ない言葉を
投げかけられて傷ついた・・・って話をよく聞きますよね?

そんな辛い言葉を投げかける人にとっては信じられないことかもしれませんが、
ペットはその人にとって家族同然なんです。

その大事な家族が死んだのだから、泣いて当たり前、悲しんで当たり前なんです!

だから、泣きたいときは思いっきり泣けばいい。

自分がおかしいのかな?変なのかな?って悩む必要はないんです。

いつか必ず時が解決してくれます。

心配しないで、愛犬の思い出に浸って涙して下さいね。

ペットロスの症状ってどんなの?

ペットロスの症状ってどんなものなんでしょうか?

調べてみたところ、様々な精神的・身体的な症状がでるようです。

  • うつ病
  • 不眠
  • 情緒不安定
  • 疲労や虚脱感・無気力
  • めまい
  • 摂食障害(拒食症・過食症)
  • 精神病様症状
  • →ペットの声や姿が一瞬現れた気がする錯覚、幻視・幻聴などの幻覚や、
     「今に帰ってくるのではないか」という妄想など

  • 胃潰瘍などの消化器疾患

私の場合はペットロスと言っても、比較的軽い方だったと思われます。

私が当てはまった症状は、不眠・情緒不安定・疲労や虚脱感・無気力、
めまい・ご飯を食べたくない、テレビを見たくないなど。

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もうあんなに大好きだった愛犬とは二度と会えないのか?と思うと
気が狂いそうに思った時もあったし、毎日が悲しくて泣かない日はありませんでした。

でも家族と積極的に愛犬の思い出を話し、写真や動画を眺めしている内に
いつの間にか情緒不安定も収まり、眠れるようになっていきました。

一緒に思いを共有してくれる人がいたことで、時間が解決してくれたんだと思います。

一緒に思いを共有してくれる人がいるかいないかでも、その後の環境は
がらっと変わると思いますし、症状が重くなってしまう場合もあるでしょう。

そんな場合はたかがペットロスとは思わず、必要に応じてカウンセリング等を
受けるようにしましょう。

日本医師会では、1ヶ月以上悲しみが癒えずに不調が続いている場合には
受診を勧めているんだそうです。

臨床心理士などによる心理療法の分野では、喪失体験からの回復過程を
援助するためのプログラムも行われているそうなので、
症状がひどく辛い場合にはこういったアプローチも必要かもしれませんね。

ペットロスの克服方法

ペットロスの克服方法は、ひとえに『時間が解決してくれるしかない』
私は考えています。

もちろん日常生活に支障をきたす程、ひどいペットロス症状が出ている場合は
そんな悠長なことは言ってられませんが・・・・・。

人によって色々なペットの死の乗り越え方はあるでしょうが、
私は新しい犬を飼うことで悲しみを乗り越えたくはありませんでした。

泣いても悲しくても、その悲しみの感情を真正面から受け止めよう、
それが亡くなった愛犬に対しての私なりの誠実な対応だと思ったのです。

小さな犬1匹がこんなに私の心を占めていて、大きな風穴を開けて去っていった。

私にとってどんなに大事な存在であったかを再確認した事で、
その悲しみが癒えるまでは犬は飼わない!と決めました。

でも他の犬を飼うことであなたの心が休まると考えるなら、
それはいい解決法だと思います。

答えなんてないんです、あなたの心に決めてもらえばいいんですから^^

でも一般的に言われているペットロスの克服方法を調べてみましたので
良ければ参考にしてみてくださいね。

ペットロスの克服方法

★思いっきり泣く
→人の目を気にしないで感情のままに泣いてみる。
 感情を抑える事がペットロスを重症化させるとも言われているので、
 悲しい時には思い切り泣くことが大切です。
 
★ペットの死を覚悟しておく
→生きているものはいつかは必ず死にます。
 別れを常に覚悟しておき、不慮の事故や病気とかで、突然の別れにならないよう
 しっかりと気を使うこと
 
★供養をちゃんとする
→最近はペットのお葬式をしてくれる会社や、ペットのために読経をあげてくれる
 お坊さんも増えています。
 まだ愛犬が元気な内にそういうところを調べて、もしの場合に備えましょう。
 葬式をしてあげられただけでかなり心の負担は軽くなります。
 私は愛犬の火葬後、いつも行っていた公園などの散歩コースをお骨と共に
 歩いてきました。
 ずっと散歩ができなかった愛犬が、公園を嬉しそうに走っているような気がして
 とても安らいだことを覚えています。
 
★最後を看取る
→仕事をしていたりする場合は難しいことですが、愛犬の最後を看取る事も
 とても大切です。
 私は絶対に1人の時に行かせたくなかったので、必ず誰か1人は絶えず
 愛犬のそばにいるようにしていました。
 幸いにも、最後は家族全員が揃った日曜日の午後に亡くなった愛犬。
 とても幸せな最後だったと言えますね。
 
★遺品を作る
→私は愛犬が亡くなった時、遺品を作りみんなで分けました。
 愛犬が抜歯した歯と爪でした。
 それをカプセルに入れて絶えず持ち歩いています。
 いつも亡き愛犬と一緒にいるようで心が休まりますよ。
 ↓こんなものです↓

★気持ちを共有してくれる人と思い出話しをする
→これはものすごい効果があると思います。とは言っても時間がかかる方法ですが。
 私達も愛犬の思い出話しをたくさんしました。
 写真も見ながら、時には涙を流しながら。
 でもこうしたことで時間はかかりましたが、ゆっくりとペットロスを解消できました。

★自分を責めない
→難しいことですが、あの時こうしておけばとか、もっと早く気がついておけば・・・
 とか、色々と後悔し、自分を責めがちです。
 ですがそうしても愛犬は帰ってきません。
 それよりも思い出話しをして愛犬とのかけがえのない時間を振り返り、
 幸せな時間を再確認してみませんか?

 

愛犬の死は世界中の何よりも悲しく、多分これを超える悲しみはないかも?
とさえ思いました。

今でも犬モノにはめっぽう弱いですし、涙もろくなりました。

でも私は、私のこの生が終わった時、あの世で愛犬とまた出会えると思っています。

だから愛犬に恥ずかしい生き方はできない!と決めました^^

私があの世に行くまで待っていてねといつも呼びかけています。

まとめ

愛犬の死は本当に辛く悲しいもの。

家族を失ったのだから泣いて当然です。

こんなに泣くなんておかしいんじゃないか?

こんなに泣いたらあの子が悲しむ、心配する。

そんなことは思わずに泣きたいだけ泣く。そうすれば必ず時間が解決してくれますよ。
頑張って。

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