ペットロスで苦しんでいる人が多いですね。
私もかつて苦しいペットロスになった1人。
とても辛い思いをし、今でも深く考えると悲しみに飲み込まれそうに
なってしまうこともあります。
ペットロスにならないために今からできることって何かないの?
実際にペットロスになった私が真剣に考えてみました。
ペットロスについて心配している人の心に添えたら嬉しいです。
【過去記事】
>>犬のお骨はどうする?納骨しないといけない?自宅に置いてもいいの?
ペットロスにならないために今からできる備え方を、実際にペットロスになった私が考えてみる!
ペットロスに悩む人が多いですね。
ペットを家族と同じように慈しみかわいがる人が増えているので
当然といえば当然かもしれません。
その一方で「ペットロスなんて甘え」
「たかが犬ネコが死んだくらいで大げさな」って人もたくさんいます。
「かわいそうとは思うけど、正直理解できない」って人もいます。
その為に「自分が異常なのかもしれない」と傷ついて
ペットロスで苦しむ人も少なくありません。
私は10年以上前に、最愛の愛犬を亡くし、
そこまで重くはありませんでしたがペットロスになりました。
10年以上たった今でも、寝る前とかに深く考えると
亡くした愛犬のことを思い出して、「二度と会えない」という喪失感・
絶望感で、わーって叫びたくなる時があります。
その時はそれ以上深く考えないように、
思考をシャットアウトするようにしていますが、
10年以上たっても、このような状態になるくらい、
ペットロスというのは苦しい状態なんです。
うちの亡くなった愛犬は、15歳で亡くなったんですが
14歳くらいまでは本当に元気で、そのまま普通にボケて
長生きするんだろうなっていう風に無意識に思っていました。
でも病気にかかったことであっという間に老いて
1年足らずで亡くなってしまいました。
なくなるまで1年近くあったので、
その間に「そう遠くない日にやって来るであろう愛犬とのお別れの日」に、
ショックを受けつつも備えていたつもり、でした。
いつかは誰でも死ぬ時が来ます、お別れする時が来ます、
それは自分でもわかっていて、その覚悟を決めていたはずでした。
それなのにペットロスになりました・・・・。
まあ備えていたつもりだったから、
そこまで重くなかったのかもしれませんが、
それでも涙を流さなくなるまで数年はかかりました。
喪失感を埋められず、辛さで何もかもが嫌になったこともありました。
そのお別れの日のことをまだ愛犬が生きているうちには
考えたくもありませんよね。
でもつらいですが、ある程度覚悟を決めたり、
備えたりする気持ちは、ペットロスにならないため、
少しでも症状を軽くするためには必要だ、と今になって思います。
ペットロスになることが悪いことだと私は思いません。
大事な家族を失ったんだから悲しんで当然だし、
喪失感を感じたり、ショックを受けたりするのは当然だと思います。
だけどそのことで、飼い主さん自身が辛くて
眠れなかったり体調を崩したりすることは
やはり起こらないほうがいいと思うのです。
だからそのためにももしもの時の為に備えていた方がいいです。
大好きなペットの最後の時をきちんとしてあげることが
ペットへの最後の『大きな愛情』になるので、
まだペットが元気なうちに悲しいことではありますが、
備えておくといいでしょう。
【私が考えるペットロスへの備え方】
★別れる日が来ることを前もって覚悟しておく
誰でもいつかは『死』が訪れ、別れる日が来ます。
「そんなことわかっているさ」と思っていますが、
この気持ちがないと本当に慌てますし、ショックも深いです。
「いつかは死ぬ時が来る」
このことが身にしみると、1つ1つのことを大切にしようと思えますし、
ペットを大事にしようという気持ちも生まれてきます。
これ以上ないって言うくらいのありったけの愛情を
生きているうちに与えましょう。
★もしもの時にどうするか?決めておく
本当に嫌な、出来ればしたくないことです。
ですが、もし最愛のペットがなくなった時、
その後のことをどうするか?はペットが元気なうちから
考えていたほうが良いです。
例えば、
●もし、時間外に急変した場合にはどうするのか?
⇨うちは獣医さんと懇意にしていたので、夜11時位までは
連絡OKにして頂いていて、1度行ったことがありました。
●亡くなったことを誰に教えるのか?
⇨うちは祖母・友人・ご近所さん・仲の良い親戚には伝えました。
そしたらお花屋お菓子を持って後日来てくれました。
●お葬式はするのか?
⇨うちは知り合いにお坊さんがいたのでお葬式をしました。
お葬式をしたことで心に一つ、区切りがついたようにも思います。
●お葬式をするなら近くのペット霊園はどこか?値段はいくらか?
⇨その頃ペット霊園は近所になく、ちょっと遠目のところにお願いしました。
値段は個別に焼いていただいたので約3万円でした。
●お骨はどうするのか?
⇨お骨は納骨堂がありましたが、家に持ち帰り、
今でも私の家にあります。
などなどのことを考えておくと、
いざという時に慌てずに済むかもしれません。
★もしもの時に備えて誰かがそばにいる・カメラを付ける
これは私がそう思っただけのことなので
ここまでは・・・と正直思われるかもしれませんが。
私は愛犬がヤバイかもしれないと思った時以降は、
家族と話し合って、とにかく誰か1人はそばに常にいるようにしていました。
私の心残りしない絶対の条件は
◎愛犬を絶対に1人の時に行かせない!
というものだったので、行動はかなり制限されましたが、
常に誰かが愛犬のそばにいる状態は守れ、
最後の日は家族みんなに看取られて亡くなったので、
その点は満足できています。
仕事に行っている人も多いですし、
かなり難しいと思うのですが、
もしという場合には、今は安くでペット監視カメラも
売られているので、そういうものを導入してもいいかも?
私のときはなかったですが、今では比較的安価で手に入るので
いない時のペットの様子が知りたいという場合には
ペット監視カメラを購入しても良いかも?
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愛するペットをある日突然、事故や病気でなくした場合には
その喪失感や罪悪感、自分を責める気持ちで押しつぶされそうになるでしょう。
なのでそういう悲しい別れになることがないように、
しっかりと飼育するということは大事です。
ここまで備えても、覚悟を決めても
その時はパニックになるし、悲しみに押しつぶされそうにもなります。
ですがその気持ちを無理に押さえ込んだり、
異常なんだと思ってしまってはダメです。
悲しみ・苦しみは当然の気持ちだと思い、
精一杯やった自分や他人を責めないで、
気持ちが落ち着くまで時間をかけて少しづつ
気持ちに整理を付けていくこと、が大事です。
まとめ
大好きなペットと別れることはとても辛いことです。
身内が死ぬより辛いという人もいます。
最近ではペットロスに関する情報も増えてきたので、
一度じっくりとペットロスのことを考えてみても良いかもしれませんね。