朝晩だいぶ涼しくなってきましたね?
そろそろ秋冬の苗物を植えなきゃって人も多いのでは?
今日は秋じゃがいもの植える時期や、種芋の植え方、水やりなど
家庭菜園について書いてみようと思います。
実際に植えた自宅の菜園の写真ありです^^
秋ジャガイモの植える時期 鹿児島の場合
まだ9月初旬だというのに、朝晩めっきり寒くなった高台の我が家。
そろそろ秋の苗植え用の苗の入荷が始まったとチラシに入ってきたので、
うちもまず秋じゃがいもを植えることにしました、家庭菜園歴うん十年の母が^^
じゃがいもといえば、男爵やメークインなどが有名ですが、
秋じゃがいもの種芋に何故かそれらはありません。
秋植えのじゃがいもは、デジマやニシユタカが有名。
他にも見た目が美しいアイユタカや、でんぷん価が高い普賢丸、
アントシアニンが多く含まれる西海31号やホクホク甘いアンデス赤など、
秋じゃがいもは今ひとつ知名度に欠ける名前のじゃがいもばかり。
うちは一番ポピュラーで、どこのチラシにも載っていたデジマと
ニシユタカを植えることにしました。
鹿児島は暖かい土地柄なので、植えるのは9月の上旬から下旬まででOK。
うまくいくと11月の下旬から12月の中旬までが収穫時期になります。
あまりに暑い時期に植えてしまうと種芋が腐ってしまったりするので、
朝晩が少し涼しくなった9月くらいが良いでしょう。
また反対にあまりにも植え付けが遅れてしまうと、寒さでじゃがいもが
十分に育たず、収穫数が少なくなるということもあるので注意して下さいね。
9月いっぱいに植えれば大丈夫だと思います^^
じゃがいも 植え方 切らないってホント?
うちは今年の春にもじゃがいもを植えました。
植えたのは男爵とメークイン、キタアカリの計5kg。
ですが、鹿児島は雨が多く今年は野菜が不作の年だったようです。
野菜作り何十年のベテランの主婦の方々も、じゃがいもの収穫数が少ない、
数が少ないと嘆いていましたから。
うちはいつもより小さなジャガイモが200個から300個くらいできていました。
(よくよく聞いてみると、芽かき(=間引き)をあえてしなかった為、
小さなじゃがいもができたんだそうです。
大きなじゃがいもがいい!という場合は、ちゃんと芽かきをして下さいね)
じゃがいもの芽が出て10cmくらいまで育ったら芽かきをします。
元気が良さそうな芽を1〜2本残し、ほかの芽は全て引き抜いてしまいましょう。
大きなじゃがいもを収穫するためには必須の作業です。
で、話が脱線してしまいましたが、春に植えたじゃがいもは種芋を切って植えていました。
1つのじゃがいもを、芽が頂点になるように2つか3つ位に切って植えたので、
かなりたくさんの種芋ができました^^
でも!
秋のじゃがいもは切って植えてはいけません!
秋植えのじゃがいもは、植えた時にまだ外気温が高いため、
切り口から腐ることが多いので、切らずに丸ごと植えた方が腐らず、
健康に成長する可能性が高いからです。
小さな種芋の方がよく育つという意見もあるようですが、
とにかく秋の種芋は切らずに、1個丸ごと植えるようにしましょう。
じゃがいも 植え方 水やりは必要?
植物には水が必要ですよね?
夏に収穫する野菜などには毎回た〜っぷりの水を与えています。
でも・・・。
母はじゃがいもに水なんかあげたことがない!と言います。
私はびっくりして「嘘だろ〜」と思ったのですが、
調べてみると母が言うことが正解なようです。
”種芋を植えつけた後にはたっぷりの水をやる”と書いてある物もありますが、
母はそれすらなし。
水やりの頻度が多かったり、与える水が多かったりすると、
種芋が腐ってしまったり、病気になったりする可能性が高くなります。
特にうちのように露地栽培の場合は、時々降る雨だけで十分なので、
必要以上の水やりは控えるようにした方がいいです。
まとめ
植える時期や植える野菜によって色々と知識が必要な農業。
これからの時代、知っていると良い知識になること間違いありませんね。
私もそろそろ家庭菜園を始めてみようかな?と思いました^^