熊本地震で避難グッズを準備しておくことの
大切さが身にしみましたね。
熊本地震だけではなく、いつか来るであろう
南海トラフ地震に備え、避難グッズを準備しておくことは
今や当たり前なのかもしれません。
人間用の避難グッズはまた後日お伝えするとして、
今日は実際に私が準備した、チワワの避難グッズを
まとめてみました。
愛犬・愛猫のために、いざという時に慌てないように
粛々と準備しておきましょう。
地震 ペットの避難グッズをまとめてみた!
熊本地震、すごい被害がで出ていますね。
最初、震度7の地震が来た時、
鹿児島住みの私と家族のスマホやタブレット全てから
不安な警戒音がけたたましく鳴り出しました。
一瞬、何のことなのかわからず、
とにかく子供と愛犬を手元に引き寄せることしか
できませんでした。
本当にもう何もできずに
突っ立っていただけ・・・。
幸いにも自宅周辺の揺れは大したことありませんでしたが、
あの警戒音が恐ろしくて恐ろしくて。
「いつものこと」くらいに軽く考えていたけど、
まさか震度7がお隣の熊本で起こるなんて!
度重なる日本の地震の被害に、
自分も心を傷めてきていたつもりだったけど、
やはり今まで震源地が遠かったってことで、
そこまでの恐怖は感じていなかったのかもしれない・・・
と改めて感じました。
本当に「明日は我が身」ですね。
やはり何の災害も起こっていないうちに
取り敢えずの避難グッズをまとめておいて、
いざという時に慌てないようにしなくてはいけません。
人間用の避難グッズについては
また後日まとめることにして、
今日はペットの避難グッズについて。
このサイトでは以前にも
>>桜島 避難ペットは?鹿児島市ペットを避難所に連れて行っていいの?避難グッズ
>>地震 ペットの対策を考える!避難はできるの?備えって何をすればいいの?
で、ペットの避難について記事にしており、
たくさんの方に見ていただいていますが、
今回の熊本地震後もたくさんの方が来てくださっています。
やはりそれだけペットの避難を真剣に考えている人が
多くなってきていると言えますね。
もちろんそういう風潮には大賛成なので、
ペットたちも慌てず人間と一緒になって
避難できるように、しっかりと備蓄すべきだと思います。
でも具体的にはどんなものを備蓄しておけばいいの?
今回、実際にまとめてみました。
実際に避難グッズとして揃えたもの
- キャリーケース
- いつも食べているフード
- 食器
- お薬・サプリメント
- 洋服
- 動物手帳
- おやつ類
- リード
- ペットシーツ
- ビニール袋(大・小)
- ティッシュペーパー
- 敷物(膝に載せたりする時用)
- 懐中電灯
- 迷子札
- タオル(2枚程度)
- 愛犬の写真
- 犬用ペットボトルの水
犬用のキャリーケースと言っても色々ありますが、
↓こういった硬い素材のものがオススメ。
なぜかと言うと、避難途中などに何かが落ちてきても
硬いと安心できるから。
とは言え下は硬いので、膝蓋骨脱臼などの病気が多い
小型犬の場合、下には柔らかい毛布などを敷いたほうがいいですね。
避難時は手が空く方がいいという場合は、
この商品には別売りですが、肩掛けもできるように
ショルダー用のフックが付いているので安心です。
<追記しました>
このショルダー用のフックですが、
肩掛け用のものではないとのことです。
どうもアクセサリーをつけるものとして
付いているようです。
(電話サポートの方が「紛らわしくてすみません」
とおっしゃっていました。)
ショルダー用ベルト(肩掛け用の紐)もメーカーでは売っておらず、
また、他のバッグのものを使おうとしても、
メーカーの方では強度を試していないため、
安全のため、使用しないで欲しいとのことでした。
お店の人に聞いて、肩掛け用として購入したのですが、
お店の人も勘違いしていたようです。
危険なので、愛犬を入れて避難する場合には、
手は塞がってしまいますが、普通に取っ手を持って
避難して下さいね。
間違った情報だったので訂正します。
いつも食べているご飯は必ず入れます。
うちの犬はダイエット食を食べているので、
そのフードを1kgと、前に食べていたフードを
予備として入れています。
阪神淡路大震災の時は、「人間が困っているのに
犬どころか!」とかなり罵倒されたようですが、
最近ではペットの避難救助の技術も進み、
ペットフードなどは比較的早く
援助してもらえるようになりました。
でも今回、度重なる大きな地震に
人も支援が十分行き届いているとは言えない避難所もあり、
ペットフードの支援が呼びかけられている状態です。
つまり、地震などの災害の状況がひどい場合、
犬の支援が遅れる可能性がある、ということも
十分に考えられるので、自分の犬のフードは必ず
飼い主が用意する必要があると言えます。
尚、特定の疾患用フードを食べている、
アレルギーが有る、
好き嫌いがある、
と言った場合には特にフードの確保が大変になるので、
必ずフードを持って避難するようにしましょう。
エサ入れと水入れを用意。
持病の薬や、飲んでいるサプリメントなども
(うちの子はお腹ゴロゴロ予防のための乳酸菌と、
膝蓋骨脱臼の為のグルコサミン系のサプリを飲んでます)
日中寒い時に。
夜になると寒くなる場合もあるのであると便利。
あと、毛を撒き散らさないために着せるのも有効。
薄手のものと厚手のコート類っぽいものも入れました。
動物病院からもらった、愛犬に行った医療(注射など)が
記録されたノート。
愛犬の写真が貼ってあり、連絡先も書いてある。
ワクチン証明書が入っている。
退屈予防や、何かあった時の呼び戻し用に。
あとこれに、犬用の水が加わる予定です。
人間用のミネラルウォーターは
犬にとっては良くないと聞くので、
犬用の500mlサイズのものを3本ほど。
今あげた愛犬用は旅行用のキャリーケースに入れ、
私用の避難グッズはリュックにいれて背負います。
もしも本当に避難する時には、
キャリーケースは別売りのショルダー用のバックルで
首から下げる形になるかも?
まあもう少しそこら辺は詰めて考えてみようと
思ってます。
本当を言うと、あれもこれもと入れたいものは尽きません。
でもドッグフードも結構がっつり重いですし、
自分用も子供用も一緒に持たないといけませんから
これで精一杯です。
けれどこれは愛犬の生命線なので、
絶対に必要なもの。
どこに置いておくか?というのが大事です。
できれば玄関先や縁側など、
取り出しやすい外側に置いておきたい所ですが、
直射日光が当たるとフードの痛みも気になりますし、
日常の邪魔にもなりますよね。
できれば日の当たらない、湿気の少ない外に
ケースなどに入れて置いておくのがGOOD。
屋外の物置などもいいですね。
私は外の物置にビニール袋に入れて
置いておこうと思ってます。
まとめ
犬と言っても家族にとっては大事な存在。
政府もペットを連れての避難を推奨しています。
もしもの時に「どうしよう」と慌てるのではなく、
日頃から愛犬用の避難グッズも用意しておき、
何かあったら愛犬をすぐに抱っこして、
一緒に避難所に向かう、ということを
頭のなかでシュミレーションしておくといいかもしれません。
みんなが幸せでいられますように。