南九州最大のお祭り、『おはら祭』が今年も開催されます。
鹿児島イチの繁華街・天文館周辺を完全通行止めにして、
約2万人もの踊り連が連なり、「鹿児島おはら節」などを踊るその光景は
鹿児島県民ならよく知っていますよね?
今日は今夜から行われるおはら祭について書いてみようと思います。
おはら祭り 2015が今年も開催!
開催日:2015年11月2日(月)・3日(火・祝)
場所:鹿児島市東千石町・天文館 電車通り一帯
高見馬場~いづろ~桟橋通り
踊り手の数:約2万人
人出:数万人規模
有料席:なし
お問い合わせ:サンサンコールかごしま
- 099-808-333
毎年文化の日前後の11月2日・3日にわたって行われる、
南九州最大のお祭り『おはら祭』が、今年も開催されます!
約2万人にものぼる踊り連が、「鹿児島おはら節」や「鹿児島ハンヤ節」などを踊り、
天文館周辺はお祭りの熱気で大盛り上がりするおはら祭。
鹿児島県人にはお馴染みの秋のお祭りですが、
実は1945年、米軍による計8回の無差別空襲で鹿児島市内の93%が焼失。
その際、多くの神社や寺も焼失して祭りどころではなかった中、
戦後たった4年後の1949年に、鹿児島市制60周年を記念して新たに始まったお祭りが
この「おはら祭」なんだそうです。
今ではこんなにたくさんの人で賑わうおはら祭にも、こんな歴史があったんですね?
このおはら祭、今夜11月2日(月)の夜から、夜まつりとして始まります。
夜まつりでは、新しい『かごしま親善大使』が決定し、その任命式があり、
おごじょ太鼓の競演後、総踊りが始まります。
スポットライトを浴びながらの踊りもとても美しくおすすめです^^
おごじょ太鼓とは?
おごじょ(=鹿児島弁で女性のこと)による太鼓競演で、
約300人ものおごじょ達が、勇壮で華麗な太鼓を見せてくれる人気のイベントです。
3日の日は本まつりとして、高見馬場~いづろ~桟橋通りまでを踊り連が踊ります。
その他マーチングや、おはら節をアップテンポにした曲「TOKYOオハラ」にのせて
現代的なダンスが繰り広げられたりと、祭りは最高潮の熱気につつまれます。
おはら祭は当日の飛び入り参加もOK。
観光客向けの講習会もありますが、鹿児島県人だったら踊れるはずなので
(多分)大丈夫でしょう^^
楽しいお祭りにあなたも是非参加してみては?
おはら祭り 2015 交通規制はどこ?
おはら祭といえば、天文館のど真ん中を完全通行止めにして
踊り連が踊るので、交通規制が随所で行われています。
踊り連は鹿児島市役所前の桟橋通りから、山形屋前のいづろ通、
マルヤガーデンズを通り、タカプラ前を通り、鹿児島中央ビル前を通り、
高見馬場電停前で折り返します。
なのでその長〜い一帯は完全に通行止めになります。
またその他にも踊りゾーン周辺の道路は全て交通規制されるようです。
言葉ではわかりにくいので、交通規制が出る区域は、
下のPDFファイルを見て下さいね。
なお、交通規制される時間は、9:30〜17:30までと
かなり長時間に及びます。
路線バスも大幅な道路変更がされますので、自分が乗るバスが
どこを通るのか?事前に問い合わせてみて下さいね。
おはら祭 花電車は見られる?
おはら祭といえばその前から、市内を美しく装飾された
『花電車』と呼ばれる電車が走ります。
この花電車、秋の風物詩として人気なのですが、
やはり特に小さなお子さんに大人気のようです^^
今年も花電車の運行がもうすでに始まっています。
花電車の運行期間は、2015年の10月21日(水)〜11月3日(火・祝)。
運行される時間は決まっており、交通局の方で詳しい時刻表が
案内されているので、見たい場合はその時刻表の時間に見に行きましょう。
最近ではLED化されてとても鮮明で美しく、どこで見ても綺麗に見えます。
でもやはり醍醐味は、天文館や鹿児島中央駅前で見ることかも?
美しい電飾で輝く花電車と、天文館や鹿児島中央駅前の明かり。
コントラストがとても美しいですね^^
なお運行時間は、平日とおはら祭の前夜祭、おはら祭本まつりと
それぞれ時間が違うので、しっかりと確認してみて下さいね。
まとめ
おはら祭も今年で第64回目です。
昔はもっとたくさんの地元テレビが、もっとたくさんの時間をかけて
おはら祭を中継してくれて、行けなくてもその醍醐味を感じることができたのですが、
最近では中継時間が少なくなり、あまり見られなくなり残念です。
MBCでは3日の14時〜15時に、おはら祭の生中継をするようです。
本祭り・第3部の模様を生中継するそうなので、行けない方はこちらで楽しんでみて下さいね。