7月10日から公開になった話題の映画『ターミネータージェネシス』を見てきました!
いや~、面白かったです^^
今日はターミネータージェネシスのレビューと、
オブ・ライエンって誰のこと?
サラコナーの元にターミネーターを送ったのは誰?
と、ちょっとわかりにくかった疑問について書いてみようと思います。
ターミネーター ジェネシス レビュー!
話題の映画、ターミネーター ジェネシス、見てきました^^
すごい面白かったです。
私はターミネーターシリーズが大好きで、1の時はさすがにまだ小さかったので
テレビで見たのみでしたが、2以降は全て映画館に見に行っています。
最近はテレビでなかなか放送されないターミネーターですが、最初見た時は衝撃でしたね。
今見るとチープな映像なんですけど、それがかえって恐ろしい気がして。
今こそ滑らかな動きが当たり前のターミネーターですが、1ではカクカクした動きで
倒しても倒しても襲ってくる、人間の皮膚がなくなって機械になってもまだ追ってくる。
子供心にほんとういに怖かったです。
2はもう完璧。最後は泣きました。
まだ美少年だったエドワード・ファーロングくんと、サラ・コナー役のリンダ・ハミルトンは最高に良かった。
で、3・4はワタシ的にはナシになってます^^
思い出話が長くなってしまいましたが、最新作・ターミネーター ジェネシス。
私はものすごい期待していて楽しみにしていたんですが、本国ではコケたようなので、
正直、微妙なのかも?と覚悟して見に行きました。
でも・・・・
私的にはすごく面白かったです。
ただ、サラ・コナーがリンダ・ハミルトンではないことがどうしても
受け入れられなかった母は、ちっとも面白くなかったようですが・・・・
色々と考えると時系列が良くわからなくってごっちゃごちゃした印象なので、
2度とか3度とか見るとよくわかると思います。
(そんなに何度も見に行けませんけど・・・)
※ここに書いてあるネタバレは、公式の予告編にも載っている情報です※
2029年。「審判の日」で壊滅的な被害を受けた世界で、
30年間戦い続ける人類軍と機械軍。
未来を知る人類側のリーダー・ジョン・コナーの戦略の通り、
ついに機械軍に勝利するが、
スカイネットがジョン・コナーの母、サラ・コナーを抹殺するために
タイムマシンでターミネーターT-800を1984年に送りこんだ後であり、
人類側もサラ・コナーの命を救うために志願したカイル・リースを送り込む。
いざ1984年へと旅立つ瞬間、カイルは、
ジョン・コナーが何者かに襲われるのを目撃。
『スカイネットはジェネシスである』という謎の記憶と、
自分が家族と幸せに過ごしていた13歳の記憶を思い出す。
戦い方も知らないと聞かされていたサラ・コナーだったが、
サラのそばには「おじさん」と呼ばれる中年姿のT-800がいた。
襲ってきた液体金属型のターミネーターを倒し、
頭脳から取り出したチップでタイムトラベルし、
スカイネットが起動する前に破壊しようとするサラたちに、
カイルは自分の記憶の通り、2017年の世界に向かうように説得し、
2017年へと行く。
2017年で、『ジェネシス』と呼ばれるみんながごく普通に使っている端末が
スカイネットの前身であること、
その起動が早まり、審判の日が近づいていることを知る。
そこにジョン・コナーが現れ、ジョン・コナーの父がカイルであることを告げる。
サラたちの到着を待ちわびていた、初老となった「おじさん」・T-800は、
そんなジョンを撃つ。
しかし、ジョンがスカイネットによって新型ターミネーターT-3000へ改造されていたことが判明。
ジョン・コナーはスカイネットを助けるための存在になっており、サラとカイルに協力するように言う。
サラとカイルは断り、ジェニシスが開発されたサイバーダイン社へ向かう。
ジョン・コナーと闘いながらジェネシスの破壊を試みるサラとカイルとおじさん。
果たして審判の日は止められるのか?
ターミネーター1の、サラ・コナーとカイル・リースはおばさんとおっさんな
イメージでしたが、今回の二人はとても若く、
中年姿のターミネーター・シュワちゃんはそんなサラのお父さんみたい。
現にサラが両親を殺された9歳の時から、ずっと一緒に過ごし、女戦士となるための
知識や力をターミネーターから教わっていました。
9歳の時からって?えっ!ターミネーター1とは全然違うじゃん!と思うでしょうが、
これは時間軸が違う、パラレルワールドでの出来事的だから何でもOkっていう、
ゆる~い感じで見ていただけるとこのターミネーター ジェネシスも
十分楽しめると思います^^
最新技術で蘇る若き日のシュワちゃんと、サラを守る1984年の中年シュワちゃん、
そして2017年の老人シュワちゃんと3体のシュワちゃんターミネーターが出てきますが、
その全てが愛おしく見えますよ。
ターミネーターファンはとりあえず見るべし!と私的には思います。
ターミネーターファンじゃない人も、ターミネーターを今まで見たことないって人も
十分楽しめる作品だと思いますが、ターミネーターファンなら思わずニヤリする
往年の作品へのオマージュ的なところも出てくるので、より旧作を見たほうが
楽しめると言えます。
なお、この『ターミネーター ジェネシス』、前作全然作のターミネーター3と4は
なかったことにして作成されています。
だからマーカス・ライト(ターミネーターに改造された元死刑囚)も、
ケイト・ブリュースター(人類抵抗軍の副リーダーでジョンの妻)も一切出てきません。
興行的にもいまいちだったし、評判もあまり良くなかったので、
3と4は切り捨てて正解だったかもしれませんね。
ターミネーター ジェネシス オブ・ライエンって誰のこと?
サラ・コナーとカイル・リースが2017年にやって来た時、二人は警察に捕まってしまいます。
どこにも記録に載っていないサラ・コナーと、12歳の少年と指紋が一致し
カイル・リースだと判明するカイル。
(このカイル少年はカイルの幼少期)
そこに現れる初老の刑事・オブ・ライエン。
カイルを見て、オブ・ライエン刑事は全てを悟ります。
でもでも、オブ・ライエンって一体誰?
母は、『オブ・ライエン刑事って、ターミネーター2に出てた、あの精神科医だよ~』
と言っていましたが、
オブ・ライエン刑事というのは、1984年にカイル・リースが時空を超えてやって来て
液体金属型ターミネーター(イ・ビョンホン)に襲われた時、救われて生き残った一人の方の刑事さんでした。
その刑事さんが時を経てまた、カイル達と再開したんですね。
で、面白いのが、母が言った『ターミネーター2に出てた、あの精神科医』というのも
あながち間違いってことではなく、二人の姿が似ているそうなんです。
つまり旧作のオマージュってこと。細かいところで面白いですよね?
このオブ・ライエン刑事役の俳優さん、劇中ではあんまりいい感じに扱われていませんが、
演じている俳優さんはJ・K・シモンズさんといって、87回アカデミー賞で
最優秀助演男優賞に選ばれたオスカー俳優さん。
ちょっと酒浸りっぽい感じでしたが、カイルとターミネーターとの戦いを
目の当たりにしてから約30年もの間、
奇妙なロボットが関連する事件の謎を追ってきていたようです。
だからカイルと再開した時に全てを信じ、協力してくれたんですね。
彼はこの作品のオリジナルキャラだそうですが、なかなかいい役をしてくれてるので必見です。
ターミネーター ジェネシス サラコナーの元にターミネーターを送ったのは誰?
ターミネーター ジェネシスでは、9歳からサラ・コナーを守ってきていたターミネーター。
でもサラを守るためにターミネーターを送った人物って一体誰なのでしょうか?
劇中では、それが公になるとその人が狙われてしまうので、その情報は削除してある、
と説明されていましたが気になりますよね?
実はこのターミネーター ジェネシス。
これから始まる三部作の始まりなんです。
つまり、謎はその間に解けていくものと思われます。
9歳のサラ・コナーの元にT-800を送り込んだ人物は誰なのか?
スカイネットは破壊され、審判の日は永久に来ないのか?
様々な謎を残し、まだお話は続いていきます。
あ~、まるで『猿の惑星 ジェネシス』みたい(←これも全部見てる)
尚、エンドロール途中にも映像があるので席は立たないでくださいね。
でも、時空を超えて過去に戻ったり、未来に行けたりするんなら、
スカイネットと人類の戦いっていつまでたっても終わらない気が。
スカイネットを倒しても倒しても、それはただ審判の日を遅らせるだけなんじゃと思うと、
ターミネーターシリーズって終わりを迎える日が来るのかな?と思いますよね?
今回初老になったターミネーターシュワちゃんですが、
シュワちゃん亡きターミネーターはさすがに私も無理なので、
いい感じに完結にして欲しいです^^
まとめ
評価が分かれる『ターミネータージェネシス』ですが、
映像にも迫力があって、十分楽しめる映画になっていると思います。
2Dは字幕版しかなかったので、今度は吹き替え版で見てみたいなと思いました。
今だからターミネーター1を見てみるのも面白そうです。