第二次インド映画ブームが来ている感のある日本。
最近ではインドの良作がたくさん日本公開され、
販売・レンタル化されています。
今日は今月5月2日にレンタルになった『ダバング 大胆不敵』を
実際に借りて見てみたレビューです。
ダバング 大胆不敵 dvdを借りてみた!
原題:DABANGG
監督:アビナーヴ・スィン・カシュヤップ
出演:サルマーン・カーン/ソーナークシー・シンハー/アルバーズ・カーン/
ソーヌー・スード/ヴィノード・カンナー/ディンプル・カパーディヤー/
アヌパム・ケール/マライカー・アローラー・カーン(特別出演)
公開年:2010年
国:インド
上映時間:126分
『ダバング 大胆不敵』オフィシャルサイト:http://www.u-picc.com/Dabangg/
インドの大スター3カーンの一人、サルマーン・カーン。
日本では、『ミモラ -心のままに』や
(原題: Hum Dil De Chuke Sanam(1998)、
『タイガー~伝説のスパイ~』(原題: Ek Tha Tiger (2012)
などが公開されました。
筋肉ムキムキで、腕っぷしが強いあんちゃんキャラが多い
サルマーンにうってつけ、キャラが濃い
悪徳警察官だが正義の味方・チュルブル・パンデーが
暴れまわるこの映画。
警官が悪党から大金をせしめ、弱者を守る正義の味方?
なんだかわけが分かりませんが、サルマーンの大ヒット作となり、
インドでは1と同様、DABANGG2も公開され大ヒットとなり、
今年2015年にはDABANGG3が公開されると言われています。
サルマーン・カーンは主にインドの労働者階級の人たちから
絶大な支持を受けており、最近の映画は軒並み大ヒット。
2002年に飲酒運転で交通死亡事故を起こし、
ホームレスの男性を死亡させましたが、
つい最近懲役5年を言い渡されたもののすぐに保釈されています。
と話題に事欠かないイケメン問題児サルマーン・カーンの
大ヒット作『ダバング 大胆不敵』ですが、
この映画、私の街では公開されませんでしたので、
TSUTAYAでレンタルしてみました。
正直、最近日本で流行りのインド映画は
とてもお上品すぎて、あまり好きではない私には、
こんないかにもインド映画らしい作品が大好き。
なので否応にも期待は高まります。
ダバング あらすじ
引用:Youtube uzumasafilm
その真の姿はロビンフッド・パンデーの異名を持った
弱者を守る正義の男というチュルブル(サルマーン・カーン)。
ある日、ラッジョー(ソーナークシー・シンハー)という美女に
心を奪われて結婚してほしいと猛アタックを開始するが、
彼女はアルコール中毒の父親を放って
誰かと一緒にはなれないと固く心に誓っていた。
そんな中、権力を得ようとするもチュルブルに阻まれ続けてきた
青年政治家チェーディー・スィン(ソーヌー・スード)が、
彼を倒そうと動きだす。
引用:シネマトゥデイ
男気あふれるアクション映画『ダバング 大胆不敵』。
ヒロインが出てきますが、ストーリーに必要あった?
って印象が・・・。
とにかくサルマーン・カーンの為の映画であることは
間違いないですね。
だってマッキー役はサルマーンの実の弟だし、
ダンスを披露したマラーイカー・アローラー・カーンは
サルマーンの弟の嫁ですもんね。
ダバング レビュー
男臭いアクション映画『ダバング 大胆不敵』。
サルマーン・カーンの筋肉ムキムキのアクションシーンは、
かなり激しくて、これでもかこれでもかときます^^
ヒロインのソーナークシー・シンハーは、
今売れっこの女優さんですが、この映画がデビュー作。
ソーナークシー・シンハーはもともとかな~りの
おデブちゃんだったところをサルマーン・カーンが指導して
こんな痩せて美しくさせたことで有名。
今回のダバングでは、とても美しく清楚な役でしたが、
ソーナークシーはドSなヒロインの方が合う気がします^^
2014年10月開催の
『インディアン・フィルム・フェスティバル・ジャパン2014 』で
上映された『“ロミオ”・ラージクマール』の気の強い
姉ちゃんの方がソーナークシー・シンハーっぽい?
今回の悪役であるチェーディー・スィン(ソーヌー・スード)は、
これまた筋肉ムキムキでかっこいい。
上の『“ロミオ”・ラージクマール』でも悪役だったけど^^
サルマーン・カーン主演で大ヒットしたということで
ものすごく期待していたのですが、
日本ではヒットしなかったらしく・・・・。
とても残念ですが、こういう内容があまり練られていない感の
映画は、日本人には一般的に好かれないかもしれないなとは
思いました。
こういう映画こそがインド映画らしくて、私は好きなんですが、
一度見れば十分かな?という印象でした。
まあダバング2が公開されれば間違いなく見ますけど^^
第二次インド映画ブームでインド映画が好きになったって人は
あまり好きじゃない映画化もしれません。
でもバカ馬鹿しさが好き!って人には、
2015年6月2日販売・レンタル開始この作品がおすすめかも?
『インド・オブ・ザ・デッド 』
引用:OdessaEntertainment
まとめ
色々な映画があるインド映画。
年間制作本数はハリウッドを超えているそうです。
いい映画も多いけど馬鹿げた映画も多い。
これからも色々なインド映画を見続けたいと思います^^