大ヒットしたフジテレビのドラマ『HERO』。
その映画が長い時を経て7月18日から公開されたので早速見てきました!
久利生と雨宮はこの映画でどうなった?
牛島次席(角野卓造)の娘役として、近藤春菜は出たの?
今日は映画HEROで、必ずみんなが気になるこのことについて
レビューも交え書いてみたいと思います。
ネタバレあり。
(※ネタバレ部分は事前に書いてます)
hero 映画 2015を見てきた!【レビュー】
HEROといえば2001年にフジテレビで放送されたドラマで、
視聴率30%を超えた大ヒット作です。
去年、メンバーを替えて2期が放送になりましたが、そこそこの人気を誇り、
ついに8年ぶりの映画2作目となりました。
今回の映画、口コミを見てみると前回の映画1作目と比べ、法廷シーンが
ないことで迫力に欠けるだとか、テレビやDVDレンタルで十分だとか
あんまり評価が高くないようでしたが、2001年からのHEROファンだったこともあり、
実際にHEROの映画を見に行ってきました!
映画館の客層は私と同じ、雨宮舞子世代の女子が多い感じ^^
やはり2001年のドラマからのファンが多いのでしょうか?
大作だからか、見に来ている人はかなり多かったです。
で、実際に見た感想はというと、とても面白かったです。
確かに法廷シーンがなく、ドラマっぽいストーリーだったことは
口コミと同じでしたが、HERO特有のクスリと思わず笑ってしまう小ネタが多く、
会場でも笑い声が多く上がっていました。
一番良かったのが、時間が経っているのに久利生と雨宮がそのままだったこと。
久利生との掛け合いや、二人の絶妙な間、目線。
すべてがあの時のまま変わっていません。
雨宮役の松たか子が、久しぶりに雨宮舞子を演じるにあたって、
『雨宮変わっちゃった、違うな』と思われたらどうしようという不安があった、
と言っていましたが、そんな心配は全くなし。
久利生のことを時にはいさめ、支え、久利生の捜査姿勢に改めて感銘を受け。
事務官から検事になった雨宮は変わりながら、やっぱり基本は変わっていなくて。
話が日本の中の外国『治外法権』と難しい題材で、確かにご都合主義なところがあったり、
法廷シーンの緊張感とかはなかったかもしれないけど、
HEROの面白さは十分発揮できているいい映画だと思いました。
もちろん見に行って良かったです^^
久利生と雨宮の久しぶりの再会を見たい。
日本の司法が全く及ばない『治外法権』という難しい事件を
久利生がどう解決していくのか見たい。
HEROの他のユニークな登場人物たちの小ネタや面白い掛け合いを見たい。
そんな人は見に行ってもいいかも?
とにかくドラマHEROの世界を十分に楽しめる良い映画でした。
(でも予告編は、事実を誤解してしまうような編集の仕方がされてます)
hero 久利生 雨宮はどうなった?
HEROといえば型破りの検事・久利生公平(木村拓哉)と、
生真面目な事務官雨宮舞子(松たか子)と、取り巻くユニークな仲間の検事や
事務官との掛け合いがとても面白かったです。
でもみんなが気になるのはやっぱり久利生公平と雨宮舞子二人の恋の行方、
ですよね?
散々見た映画HEROの予告編では、久利生の前に現れた雨宮が、
久利生を前にして『大事な話があります』っていうシーンがあるので、
もしかしてついに???とファンは気になったはず。
私もHEROは1期も2期も、特別編も完全版も、もちろん映画も全て見てきた位、
大ファンなので、そこがと~っても気になっていました。
2期第1話の遠藤さん(八嶋智人)と末次さん(小日向文世)の談によると、
今は検事となっていることが判明している雨宮。
年も38歳になっているはずなので、久利生とどうなっているのか?
別れたのか?別な人と結婚でもしたのか?すごい気になっていました。
【以下ネタバレです。見たくない人はスルーして下さいね】
映画を見ての答えですが・・・・。
雨宮舞子検事、久利生への愛情を心にずっと抱えながら、
別の誰かとお見合いをしてました。
(相手役はアンジャッシュの児嶋一哉。)
相手は弁護士で優しい男なのに、ちっとも幸せそうに見えない。
大阪と東京で離れ離れだった久利生と雨宮。
でも久しぶりに捜査で一緒になってしまったら、もう雨宮の心は止まりません。
もうね、好き好きオーラがあふれているんです、見ていて。
雨宮はこんなに久利生のことが好きなのに、何も変わらない久利生。
雨宮の『恋心を察してよ!』をちっとも察しようとしない、
いや、察しているけど何も言ってくれない久利生。
映画HEROの予告編で見せられた、久利生の前に現れた雨宮が、
久利生を前にして『大事な話があります』っていうシーン。
結局、あれ、嘘でした。
というか、あのセリフ、雨宮が久利生に向かっていうセリフじゃなかったです。
雨宮が婚約者に別れを告げたシーンなんです!
見事に騙されました。
雨宮は、まだ久利生が好きなのに何も言わず、
また久利生もそんな雨宮の気持ちを知っているはずなのに何も言わず。
結局は雨宮は『私は久利生さんの後を追います』とか言っちゃって、
石垣支部に飛ばされるという、仕事を極める人生を選びます。
別に久利生と雨宮に結婚して欲しかったわけじゃないけど、
こんな終わり方、ないんじゃない?
っていうかこんな終わらせ方をしたなら、もうこれからは雨宮を劇中に
登場させないで欲しい・・・っていう気持ちすら持ちました。
もうね若くないんですよ、ふたりとも。
久利生40歳、雨宮38歳。
結婚が全てじゃないけど、もっと雨宮の気持ちを汲んであげて欲しかったな~
という気持ちになりました。
でも一緒に見に行った夫は、久利生はまだ検事になったばかりの雨宮のことを思って、
あえて縛らなかったんじゃないか?と。
一所懸命(約10年も)勉強して、やっと検事になって5年の雨宮の為、
仕事に専念させる道を選んだのではないか?と。
夫の言うことも分からないではないけど、それも辛いな・・・・。
ということで、この映画では久利生と雨宮は何の進展もなく、
普通に別れていきました・・・・・。
hero 近藤春菜はついに出てきた?
牛島次席(角野卓造)の娘と結婚した、出世欲が強く、プライドも高い
田村雅史検事(杉本哲太)。
その牛島次席に良く似た妻役として、芸人ハリセンボンの
近藤春菜が出てくるんじゃないの?とHEROの2期で話題になっていましたよね?
結局2期では登場せず、フジもユーモアがないな・・・とか思っていたのですが。
なんと今回、近藤春菜出ます!
田村検事のスマホの待受画面のみですが^^
(ちょっと写真は曖昧でしたが)
まあストーリー的には全く関係がない小ネタみたいな位置づけなので、
近藤春菜自体が女優として出てくることはありえませんが、
こういうユーモアいいですよね?
ついに近藤春菜が満を持して登場か?と、思わず嬉しくなってしまいました。
ちゃんと映画のエンドロールにも名前がクレジットされていたので、
似ている人を使ったというわけではないですよ。
角野卓造の名前をここまで有名にしたのは近藤春菜だと思うし、
近藤春菜を有名にさせてくれたのも『角野卓造じゃね~よ』を
快く許してくれた角野卓造のおかげだと思うので、こういう登場の仕方は
本当に嬉しい!
映画といういいところで使ってくれたなって感じですね^^
まとめ
多分、HEROはこれからも続けていくつもりなんじゃないかな?と推測。
実際に主演の木村拓哉も、続けていくことを否定していない感じなので。
でももう雨宮舞子との絡みはないかな?
一応、この映画で久利生と雨宮なりの決着を見た感じがしたので。
話題の映画『HERO』、やっぱりオススメです^^