ヤフーニュースで保育園や小学校で今、アタマジラミが大発生中と報道されました。
毎年この時期になると耳にするアタマジラミ。
そもそもアタマジラミって一体なんなの?
感染力が高いの?
アタマジラミの感染を防ぐには一体具体的にどうすればいいの?
今日は気になるアタマジラミについて書いてみます。
アタマジラミが保育園で感染拡大中!
今、アタマジラミが保育園などを中心に被害が拡大しています。
昨日などヤフーニュースにも取り上げられていましたが、
全国的に大発生しなくても、学校や幼稚園などから
アタマジラミの発生をお知らせするLINEなどを見る
お母さん方は多いのではないでしょうか?
私の周辺でも毎年と言っていい程、アタマジラミの発生は聞きますし、
大流行しないまでも局所的に感染して・・・ってことは多々あります。
幸いにも今まで娘はアタマジラミの被害にあったことはありませんが、
頭を毎日洗う、洗わない、不潔、不潔じゃないにかかわらず、
近くにアタマジラミの子供がいたら感染する可能性があるので、
親としてはとても気になりますよね?
アラフォーの私達が小さい時でもそんなにアタマジラミの大発生は
なかったので、そもそもアタマジラミを知らないってお母さん方も多いはず。
そういう私もアタマジラミを直接この目で見たことはないので、
アタマジラミについて知らなすぎて、対処が遅れてしまう・・・・
という可能性もあります。
そもそもアタマジラミって一体何なのでしょうか?
アタマジラミ 感染力って強いの?
頭をちゃんと洗っているのに痒がっているみたい、
頭に1ミリないくらいの小さな白いものが付いている、
頭を見てみたら2,3mmの小さな虫みたいなのが動いてる、
こんな状態を見つけたら、アタマジラミの仕業です。
アタマジラミは、人の頭に寄生し血を吸います。
アタマジラミが付いたばかりの頃にはさほど痒さは感じませんが、
寄生するアタマジラミの数が増えると痒くなります。
掻きむしりすぎて頭部が炎症を起こす場合もあるので、
注意が必要です。
アタマジラミから病気が移ることはないのですが、
やっぱり寄生していると思うと気持ちが悪いですよね?
アタマジラミは頭のなかをしじゅう動き回っているので、
寄生されている数が少ないと見つけられないことも。
なので、アタマジラミの卵がないか?探しましょう。
アタマジラミの卵は0.5mm程ととても小さいですが、
髪の毛にしっかりとくっついていてなかなか簡単には取れません。
(卵と見間違えやすいフケや皮脂などはすぐ取れる)
子供の耳の周辺や襟足などに付着している事が多いので、
その辺を中心に見てあげてください。
アタマジラミは感染力がとても強く、
髪の毛を毎日洗って清潔を保っているから安心!
とは言い切れません。
保育園などはお昼寝の時間がありますが、
保育園でのお昼寝時や、頭をくっつけて遊んでいるだけでも
簡単にアタマジラミが移ってしまいます。
つまりアタマジラミは、子供の頭と頭が接触した時に、
簡単にあっちに行ったりこっちに来たりと移動をして
感染を広げてしまうのです。
頭をくっつけ合わなくても、持ち物を介して広がることも多いので、
本当に困ったアタマジラミ。
いつも子供にくっついて見ていることもできないし、
保育園の先生達もクラスの子一人ひとりに完璧に目を光らせることも不可能。
ではアタマジラミに感染させないようにするためには
一体どんな対策を取ればいいのでしょうか?
アタマジラミ 保育園でもらって来ない対策とは?
保育園に通う子供だとまだ幼いので、自分だけでしっかり対策を取って
守っていくことは期待できません。
保育園側でも十分気をつけてくれるでしょうが、
正直みんなを守れるほどのケアも難しいでしょう。
クラスみんな、家族全員でアタマジラミを封じ込めるしか手はありません。
また、子供にアタマジラミが付いているのは不潔だと思われるから、
と隠してしまうと、知らないうちに他の子にまで感染させてしまう可能性があるので、
隠さずにしっかりと伝えて対策を取るようにしましょう。
★アタマジラミの対策★
- 頭を洗う
- クシでとかす
- 帽子・ヘルメットなどを共有しない
- タオル・衣類の共有禁止とまめな洗濯
- 家族も感染していないかチェックする
- 卵の付いた髪の毛を切る
- 髪の毛を短くする
- アタマジラミ駆除用の薬品の使用
→頭を毎日洗うこと!これが一番の対策です。
卵は洗い流すことはできませんが、成虫や幼虫は普通のシャンプーで
洗えば落ちていなくなります。
また、卵も孵って幼虫になった時にシャンプーで流れるので、
継続してシャンプーを、大人がしてあげるようにしましょう。
アタマジラミ用のシャンプーは子供に使うには副作用とかが気になります。
なのでまずは普通のシャンプーで洗ってみましょう^^
(日本のアタマジラミ用シャンプーは副作用が少ないようです)
→なるべく目の細かいクシで毎日とかしてあげましょう。
目の粗いクシだと隙間から逃げてしまうので、梳き櫛がオススメです。
少しずつ髪を取り、すべての箇所を網羅するイメージで。
同じ箇所を2~3回とかすのが理想的。
ついていた場合は水洗いをする。
アタマジラミは人体から離れると、数時間から72時間以内には死滅します。
→保育園の帽子はもちろんですが、ヘルメットにもアタマジラミが付いた
という報告があります。
ヘルメットに付いたアタマジラミはかぶらなければ死滅しますが、
頭にアタマジラミがいる状態でかぶるとまた付いてしまいます。
アタマジラミがいるうちはなるべくヘルメットはかぶらないように。
保育園の帽子はお友達や兄弟などと共有しないようにしましょう。
→タオルや衣類などからもアタマジラミが移ったという報告も。
なので共有をしないこと。
あと、こまめな洗濯を心がけ、清潔を保つようにしましょう。
→アタマジラミは子供だけに寄生するわけではありません。
大人にも着くので、家族全員が注意する必要があります。
→卵を見つけたらその卵がついた髪の毛を1本切る。
切った卵付きの毛はまとめて袋に入れしっかり口を閉めて捨てる。
→髪の毛を短くするとシャンプーもしやすくなりますし、
髪の毛もとかしやすくなるのですが、女の子の場合などは嫌がる可能性も。
必ず短く切らなければならない、ということはありません。
→小さな子どもにはあまり使いたくはありませんが、
今まで書いてきた対策で効果が無い場合は、市販のアタマジラミ駆除用の
医薬品を、薬局などで購入し使います。
詳しい説明や副作用などについては、薬局などで聞いてみて下さいね。
アタマジラミは感染力が高いため、家族みんな、クラス全体でしっかりと
対策を取り、根絶させないと意味がありません。
アタマジラミから何かひどい病気になるとか、
命が脅かされる、ということはありませんが、
症状が軽いために途中でなあなあになってしまう・・・
ということがないように、しっかりと対策を取って
アタマジラミが広がらないように気をつけましょう。
まとめ
アタマジラミは1年中感染する可能性があるんだそうです。
やっぱり暑い時期とかジメジメした季節の感染は特に避けたいですよね?
毎年発生しては悩ませるアタマジラミ。
ちゃんとした知識を持ってしっかりと対策を取りたいものです。