蛍光灯 終了って本当?2027年以降どうなるかと安心の対策ガイド|2027年までに家庭がすべきこと

悩み
この記事は約7分で読めます。
[広告] 当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

「もう蛍光灯が使えなくなる」という話を耳にして、少しドキッとされた方もいらっしゃるかもしれません。

実は私も、少し前まで自宅のほとんどが丸型蛍光灯で、「まだ大丈夫かな」と思いながら使っていたのですが、昨年思い切ってLEDに切り替えました。

ホームセンターでお手頃価格のシーリング式LED照明に変えてみたら、明るさやリモコン操作の快適さにびっくり。想像以上に良かったんです。

とはいえ、「蛍光灯が終了」と聞くと、実際のところ何がどう変わるのか、いつまで使えるのか、LEDは安心なのか…と、わからないことも多いですよね。

そこで今回は、一般家庭でよく使われている蛍光灯(丸形・直管・環形など)について、「本当に終わるの?」「この後どうしたらいいの?」「LEDってどうなの?」といった疑問を、できるだけわかりやすく整理してみました。

安心して生活していけるよう、肩の力を抜いて読み進めてもらえたら嬉しいです。

スポンサーリンク

なぜ「蛍光灯終了」の話が出ているの?背景と理由


写真はイメージです。

一般照明用の蛍光ランプ(通称「蛍光灯」)が「終了する」「生産中止」「輸出入禁止」と言われるようになった背景には、国際的な環境規制が関係しています。

実は、蛍光ランプには微量ですが水銀(Hg)が入っていて、環境や人体への影響が懸念されていることから、国際条約の「水銀に関する水俣条約(Minamata Convention on Mercury)」で段階的な規制が進んできていました。

それに加えて、国内でも 一般社団法人日本照明工業会(JLMA)が「すべての一般照明用蛍光ランプの製造・輸出入禁止を決定」と発表しています。

こうした流れが重なって、「蛍光灯が終わる」という言い方が広まっているわけですね。

ただ、ここは大事なポイントなのですが、 「使えなくなる」わけではなく、「製造と輸出入が禁止される」 ということなんです。

つまり、今すでに販売されている蛍光灯や、お家にある蛍光灯器具はそのまま使えます。

ただ、「このまま使っても大丈夫?」と不安になりますよね。

次の見出しで「いつ何が変わるのか」を具体的にみていきます。

いつまでにどう変わるの?スケジュールと影響を整理

では、実際に蛍光灯の製造や輸出入がいつまでなのか、ご家庭にどんな影響があるのかを整理してみます。

蛍光灯は種類ごとにスケジュールが違います。

たとえばこんな感じです👇

👉️ 電球形蛍光ランプ:2026年1月1日から段階的に禁止

👉️ コンパクト形蛍光ランプ:2026年末(12月31日)あたりで禁止

👉️ 直管形・環形蛍光ランプ:2027年12月31日までに禁止予定

さらに、国内メーカーでは、パナソニックが「2027年9月末までに蛍光ランプの生産終了」と公式発表しています。

ここでもうひとつ安心ポイントをお伝えしたいのですが 「禁止=すぐ使えなくなる」ではありません。

今販売されている蛍光灯や、取り付け済みの器具はそのまま使えますし、在庫品の販売もOKです。

ただし注意したいのは、「製造と輸出入が止まる」ことで、時間が経つほど交換用ランプの在庫が減って、値上がりしたり、買えなくなったりする可能性があるということ。

実際、「蛍光灯が生産終了することを知らない人が約8割」という調査もあります。

特に私のように長く丸型蛍光灯を使っている家庭では、交換用ランプが無くなったり、ランプだけ交換しても器具が劣化していたり…という可能性もあります。

ちなみに我が家ではLEDへの切替え時に、シーリング器具が劣化して欠けていたため、工事が必要になりました。

なので、スケジュールを知っておくだけじゃなく、「どう準備するか」を考えておくと安心です。

次の見出しでは、その“どうすればいいのか”をまとめていきます。


スポンサーリンク

どうすればいい?蛍光灯からLED照明への切り替えポイント


写真はイメージです。

ここからは「じゃあ結局どう動けばいいの?」という部分です。

私も切替えを経験してみて、「意外と気をつけることがあるんだな」と感じたので、できるだけわかりやすくまとめますね。

①どこから進めるか

まずは、ご家庭の照明が蛍光灯なのかLEDなのかをチェックするところからスタートです。

蛍光ランプには丸形(環形)、直管、電球形など種類がいくつかあります。

そして器具によっては、

・ランプだけ交換できるもの

・器具ごと交換が必要なものが

あります。

私の家は丸型蛍光灯シーリングだったので「ランプだけ交換でいいかな?」と思っていたのですが、シーリング本体のプラスチックが劣化していたため、工事が必要になりました。

②LED照明への切替え時の注意点

👉️ ランプだけLEDに交換できる器具もありますが、器具内部の安定器や配線が劣化していると発煙・発火のリスクが指摘されています。

👉️ 特に築年数が経っている家だと、天井のシーリング金具が古いケースが多く、交換時に工事になることも。

うちもまさにこれでした(シーリングの欠け) 😅

そもそもLED照明の取り付けに対応していないシーリング金具の場合もあるので注意が必要です。

👉️ LED照明はリモコンや調光機能など便利ですが、器具のサイズ・形状・取り付け方式(引っ掛けシーリングなど)のチェックは必須です。

丸形蛍光灯からLEDシーリングライトに替える場合、「引っ掛けシーリング」が天井にあるかどうかで作業の難しさが変わってきます。

③切替えのタイミングと在庫・価格リスク

まだ蛍光灯が使えているからと先送りにしていると、交換用ランプの在庫が減って価格高騰→手に入りにくい…という可能性があります。

すでに「蛍光灯終了を知らなかった人が約8割」という調査もあるので、気づいた今が動きどきです。

特に照明器具を10年以上使っている場合は、今のうちに切替えを考えておくと安心ですよ。(私も去年、主要な箇所を一気に切替えました)

④費用・手間の見通し

うちでは、ホームセンターのセールでLEDシーリングライトを買って、最初は自分で付けようと思っていたんですが…

シーリングのカバーが割れてしまって工事を依頼することに。

器具代+工事代はかかりましたが、LEDの明るさやリモコンの快適さを考えると「替えて良かった!」と心から思っています。
(ちなみにシーリング交換1ヶ所3,000円でした)

メーカーによると、照明器具の使用年数が10年を超えると安定器など内部部品が劣化してくるため、ランプだけ交換ではなく器具ごと交換が推奨されるとのことです。

私も最初は「中のライトだけ替えていくと思ってたよ〜」状態だったので、ちょっとびっくりしました。

⑤交換後の活用ポイント

👉️ LED照明に切り替えたら、明るさ・色温度(電球色/昼白色)・ちらつき・リモコン機能もぜひチェックしてみてください。

👉️ 長い目で見ると、古い照明器具を使い続けるより電気代も下がりやすく、メンテナンスの負担も減ります。

👉️ 切替え予定の照明をリストアップして「いつまでに交換するか」を決めておくと、在庫不足で困らず安心です。

うちも主要な部屋は全部LEDに替えたのですが、あと数カ所だけ蛍光灯が残っている状態です。

今回記事を書きながら「よし、これを機に全部取り替えよう!」と思っています。

まとめ

今回お話ししたように、「蛍光灯が終了する」という表現は少しインパクトがありますが、事実としては 一般照明用蛍光ランプの製造・輸出入が2027年末までに(種類により時期は異なりますが)禁止されるという決定がすでに出ています。

つまり、この先は交換用蛍光灯が入手しにくくなる可能性が高く、ご家庭の照明環境を見直すタイミングと言えます。めんどくさいですけど😀

お家の照明器具の種類や使用年数を一度チェックして、「どのタイミングでLEDにするか」を考えておくと、慌てず安心できます。

もし「うちはどうしようかな…」と迷われているなら、まずは照明器具の種類(丸形・直管・環形)や取り付け方式を見ておいて、ホームセンターや電気店でLEDの候補をチェックするのもおすすめです。

ちなみに私は鹿児島県民御用達のホームセンター「ニシムタ」でセールのときに購入しましたが、交換後の快適さは想像以上でした。

ぜひこの記事をきっかけに、明るく安心な暮らしのための「照明切替え準備」を進めてみてくださいね。

スポンサーリンク