初詣のはしご参拝って失礼?神様は怒らない?初詣のはしご参拝の疑問をまるっと解決!

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新年の楽しみのひとつといえば、家族や友人と出かける初詣ですよね。

最近では「御朱印巡り」や「縁結びの神社をはしごする」など、複数の神社・お寺を参拝する方も増えてきました。

でもその一方で、「初詣のはしごって失礼じゃないの?」「神様同士がケンカしたりしない?」なんて声もよく聞こえてきます。

たしかに、日本のしきたりって“なんとなく聞いたことはあるけど、本当のところはよく知らない”というものが多いですよね。

この記事では、神社本庁や寺院の公開情報、由緒ある神社の案内などを参考にしながら、「初詣のはしご参拝はしても大丈夫?」という疑問を、できるだけわかりやすく丁寧にまとめました。

安心して新年を迎えられるように、気になるポイントをひとつずつお話ししていきますね。

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初詣のはしご参拝はしてもいい?神社・お寺の見解と基本の考え方


写真はイメージです。

初詣の「はしご参拝」は、結論からお伝えすると特に問題ありません

神社本庁や多くの神社・寺院では、複数の参拝を禁止しているわけではなく、「その土地土地の神様をお参りするのは自然なこと」といった考え方も、公開情報の中で確認できます。

そもそも日本では昔から、旅先で地元の神社をお参りしたり、厄除けはこの神社、縁結びはあの神社…と、願いごとに合わせて“掛け持ち”する文化がありました。

そう考えると、初詣のはしご参拝って、実は昔から続く流れの中にある自然な行いなんですよね。

また、お寺と神社を同じ日に参拝することもまったく問題ありません。

日本は神仏習合の歴史が長く、明治以前はお寺と神社が一緒になっていた場所もたくさんあります。

「神様が怒るのでは?」と不安になる気持ちもわかりますが、寺社側がそのように扱うという情報は見つかりませんでした。

むしろ、願いがいくつもある時や、家族のお願いごとがそれぞれ違う時、旅先などでまとめて回る時など、複数の寺社への参拝は特別なものではありません。

ただ、ひとつ気をつけたいのは“雑な参拝にならないこと”です。

はしご参拝がOKとはいえ、1つ1つの場所でしっかり気持ちを込めないと、ちょっともったいない気がしますよね。

時間が短くても、落ち着いて手を合わせることで、その場所ならではの空気を感じられます。

神社とお寺を同じ日に参拝する場合のマナーと注意点

はしご参拝は問題ないと分かっても、「じゃあどんなふうに回ればいいの?」と気になりますよね。

まず、神社や寺院の公式サイトでも案内されているように、「鳥居の前で軽く会釈する」「手水舎で体と心を清める」「お賽銭はそっと入れる」など、基本のマナーはとても大切です。

何社か回って疲れてきても、こうした作法を丁寧に行うと心が整って、参拝そのものがより良いものになります。

そして、気になる“神社とお寺の回る順番”ですが、実は決まりはありません。

ただ、気持ち的には①神社 → ②お寺という流れにすると落ち着く方が多い印象です。

神社は「祈願・ご縁を結ぶ」イメージが強く、お寺は「心を静かにする」といった雰囲気があるので、自然とこの順番を選ぶ方が多いのだと思います。

でもこれはあくまで“気持ちの流れ”なので、絶対ではありません。

もうひとつ、よくある質問が「御朱印って1日に何冊もいただいてOK?」というものですが、これも多くの寺社で問題なしとされています。

ただし、お正月は混雑が激しく、書き置きのみの対応になる寺社も増えています。事前に公式サイトを見ておくと安心です。

また、お子さん連れや長時間歩く予定がある場合は、防寒や休憩場所の確保も大切になります。

初詣の時期は思った以上に冷え込みますし、人が多くて思うように動けないこともありますので、無理のないルートを考えるのがおすすめです。


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はしご参拝を心地よく楽しむために自分に合った巡り方と初詣ルートの作り方


写真はイメージです。

はしご参拝は、「どれだけ回るか」よりも、「どう回ったらその時間が心地よくなるか」が大切だと感じています。

参拝そのものをゆっくり楽しみたい方や、御朱印集めが好きな方、願いごとごとに神社やお寺を分けたい方にとっては、複数の寺社を巡る時間はとても満たされるものになります。

たとえば、恋愛成就は縁結びの神社、厄除けは地元の氏神様、学業成就は学問の神様…と、それぞれの願いに合わせて回ると、「今年もがんばろう」という気持ちが不思議と整っていきます。

ただ、どうしても初詣期間は混雑しやすいので、人混みや長い移動が苦手な方は、無理のない範囲で回ることをおすすめします。

お子さんやご年配の方と一緒なら、思い切って1〜2社に絞るだけでも、ゆったりとした気持ちで過ごせます。

はしご参拝を楽しむコツは、事前のルート作りにあります。

まずは「今年はここだけは行きたい」と思う神社やお寺をひとつ決めて、そこを軸に地図を見ながら立ち寄れそうな場所を考えると、無理のないスケジュールになります。

三が日は特に人気の神社ほど朝から混みやすいので、行きたい場所へは午前中に行っておき、午後は比較的落ち着いた寺社に向かうと余裕を持って回れます。

夕方は一気に冷えるので、屋内で休める寺院を最後にするのもおすすめです。

途中で甘酒を飲んだり、屋台で少し休憩したりするだけでも、新年らしい空気をしっかり味わえますよ。

はしご参拝は、「何社回れたか」よりも、自分のペースで穏やかに巡ることが一番大事だなと感じます。

まとめ

初詣のはしご参拝は、基本のマナーさえ押さえておけば問題ありません。

日本には昔から複数の神社・寺院を巡る文化があり、寺社側もはしご参拝を否定しているわけではありません。

大切なのは、一つ一つの参拝を丁寧に行い、自分に合った無理のないスケジュールで気持ちよく回ることです。

神社やお寺は場所ごとに雰囲気が違い、願いごとに合わせて巡ることで自然と気持ちが整い、新しい一年を前向きに迎えられるはずです。

もし「はしご参拝ってどうなのかな?」と迷っていたら、今年は自分に合ったスタイルで、ゆったりと初詣を楽しんでみてくださいね。

新しい一年が、あなたにとって心地よく優しい時間になりますように。

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