西郷どん あらすじ 第2話とレビュー!方言の意味と視聴率は?

ドラマ
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引用:NHK 西郷どん

いよいよ第2話が始まるNHK大河ドラマ西郷どん。

鹿児島では大河ドラマ館もオープンし、
維新ふるさと館もリニューアルし、
ますます西郷どんフィーバーが加熱中です^^

今日は気になる西郷どん第2話のあらすじとレビュー、
それから方言の意味と視聴率を書いていきます。

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西郷どん あらすじ 第2話

弘化3年(1836年)。

18歳になった小吉は名前を吉之助(きちのすけ)とし、
農業を司る役職に就き、働いていた。

吉之助は下っ端。上役の井之上の補佐役。

薩摩は長雨と冷夏のせいで米の出来が悪く、
いつもどおりの量を収めることができそうにないが、
苦しむ百姓達を見ても、下っ端の吉之助にはどうすることもできない。

そんな中、借金のカタに娘のフキが売られそうになっているところを目撃した吉之助は
自分の財布を手渡すが、中に入っているのは一文銭が4枚・・・。

吉之助はとっさに、井之上が年貢を少なくするためにと豪農達からもらった賄賂を取り、
借金取りを追い返す。

井之上はお金の出処が出処なだけに何も言えず、苦い表情を浮かべるのだった。

吉之助は本当に優しい、お人好しな男で、
貧しい人を放っておけず、自分の弁当を差し出したり、
城からの手当を人助けに使ったり。

そのせいで腹をすかせた弟妹達には、川で取った鰻(この日は取れなかったが)、
川エビを食べさせるだけで、生活は決して楽ではなかった。

そこに正助(後の大久保利通)が、記録所書役助という役目に着くことになったと現れる。

吉之助は自分のことのように喜ぶのだった。

一方、磯のお城では、島津斉彬と島津斉興が久々の対面。

斉興は西洋かぶれの斉彬と反りが合わず、なかなか藩主の座を譲ろうとしない。

「のんびりしているうちに異国に乗っとられる」と訴える斉彬は
西洋砲術の訓練をするために莫大な金がいることを斉興に伝えるが、
莫大な借財から財政を回復させた調所広郷(ずしょひろさと)が口を挟む。

その夜、正助の就任祝いが西郷家で行われ、
赤山が立派な鯛を持ってやってくる。

そしてそこで糸と再会する。

糸はその昔、男に紛れて妙円寺詣りに参加し、
最も早く妙円寺に着いた、足の早い少女だったが、
年を経て、見違えるほど女性らしくなっていた。

しかし向上心は強く、今は赤山の家で下働きをしているという。

これからの藩の行く末を議論する吉之助達だった。

そんな中、いよいよ米の献上が始まるが、
凶作である今年は、いつもどおりの献上は難しい。

借金で貧しい百姓達を多く見ていた吉之助は、
米の取れ高によって量を決める方式(検見取り)にして欲しいと
下っ端の自分の首が飛ぶかも知れない中、調所に直訴し、
調所もそれを了承する。

意気揚々と村に帰る吉之助だが、
村には藩の目を盗んで耕作した農地「隠し田」があった。

これがもしバレればタダではすまない。

その時吉之助は、調所が検見取りがうまくいかないことを知っていて
あえて許可を出したのだ、ということに気がつく。

途方に暮れた吉之助は赤山と出くわし、
事の次第を報告すると、赤山が「お前が見聞きした百姓たちのことを
斉彬様に意見として届けるのだ」と言われ、長い長い意見書を記す。

翌朝、無鉄砲に見える吉之助を諌めに正助がやってくるが、
吉之助は、幼き頃、剣が持てなくなった自分を救ってくれた斉彬を信じている!
と正助を押しのけ、進んで行こうとする。

そこへ糸が血相を変えて走り込んでくる。

フキが借金取りに連れて行かれそうになっているというのだ。

斉彬に会いに行くのを諦め、フキを救いに行く吉之助だが、
フキは「家族が楽になるなら」と、微笑みながら借金取りに連れて行かれる。

「おいは立派なお侍さんじゃなか。
おなご一人も救えん”やっせんぼ”じゃ」

吉之助は雄大な桜島を見ながら、悔し涙を流すのだった。

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西郷どん 第2話のレビュー

西郷どんの第2話。

すっかり大人のキャストに入れ替わっていましたね。

主演の西郷どん役の鈴木亮平さんの熱演も良かったです^^

俳優の皆さんの”さつま言葉”もそこまで違和感なく見ることができました。

っていうかみんなうまい!お上手!

まあ”さつま言葉”(鹿児島弁)と言っても、最後に~ごわすとか、
じゃっどん(だけどの意)、とか「おい(自分)」の「わい(あなた)」のなど、
コテコテのさつま言葉ではないので、聞き慣れてしまえばなんとかなるのかな~?
と思ったり。
(実際、そういうTweetをしている人もいました)

とにかく、俳優さんたちの熱演にじ~んと感動して
思わず涙目になっちゃいました。
(↑年取って涙もろくなった・・・)

で、西郷どんの第2話ですが、結構辛かったですね~。

凶作のせいで年貢が払えずに借金をして食いつないでいる貧しい百姓たち

貧しい百姓たちを目にしつつ「賄賂」など、自分の私腹を肥やす役人たち

借金のカタに売られていく少女。

そんなに昔の話ではないのに、こんな貧しく辛い状況を生き抜いてきていた
薩摩の先人たち。

今のうちの犬の方がよっぽどいい暮らしをしていることを思うと、
なんて幸せなんだろうって思って・・・。
(犬と比べてしまって不快だったらごめんなさい。
それだけ人間なのにひどい扱いを受けていることが結構ショックで)


話はそれましたが、そんな貧しい百姓の人たちを間近で見た西郷どんが、
自分も貧しいのに自分の手当をあげたり、米の入ったおにぎりを差し出したりと、
本当に人情味があって優しい。

まあ自分の旦那がこんなことしたら笑顔ではいられませんが。

でも西郷どんは下っ端の役人だからどうすることもできない。

で、米の取れ高によって量を決める”検見取り”にするように掛け合うのですが、
竜雷太演じる調所広郷がこれまた切れ者というか、達観していて、
西郷どんの訴えに応じるも、実はできないことを見越していて、
というのもなかなかむかつきます。

本当に見ていて辛い、悲しい薩摩の乱れっぷりに不正っぷり。

西郷どんはそんな状況を憂い、島津斉彬ならなんとかしてくれる、
と期待しているのですが、斉彬も父斉興とは反りが合わず、
薩摩藩を任せて貰えそうにない、というジレンマ。

まあこれから先見の明を持つという斉彬がどんどん良い方に
薩摩を引っ張っていってくれる、と期待して見ていますが、
う~ん、こんな時代だったのか薩摩は。って感じ。
(今に生まれて良かった^^)

今はちょっと辛い回ですが、次からの回も期待大ですね^^

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西郷どんの方言の意味・標準語にしてみた!

鹿児島生まれ鹿児島育ちのサラブレッドである小学生の我が娘も、
よく聞くと、「西郷どん」の言葉でわからなかったのがあったと・・・。

こんなマイルドな鹿児島弁なのに、やはりコテコテの鹿児島弁を使う
ばっぱん(おばあちゃんの意味)がいないと、
鹿児島人でもわからないようですね・・・・。

で、鹿児島弁(さつま言葉)が難解だというので、
方言を標準語にしてみましたよ。

★じゃっどん=だけど

★おいたちゃ=私たちは

★わいたちゃ=あなた達は

★あいがとさげもした=ありがとうごさいました

★持っていっきゃんせ=持っていきなさい

★似合うちょっ(におちょっ)=似合っています

★まっこてめでたか=本当にめでたい

★なんち=なんですか?

★じゃっどが=だろうが・でしょうが

★わっぜ=すごく

★何をどげんすっとな?=何をどのようにするのか?

★わかいもはん=わかりません

★お話があいもす=お話があります

★あいもはんが・・・=ありませんが・・・

★やめてくいやい=やめて下さい

★おはん=あなた

★じゃっで=だから

★~さあ(フキさあ)=フキさん

★もうよかです=もういいんです

★うれしゅうございもした=うれしかったです

★おなご=女の人・女性

★やっせんぼ=臆病者・弱虫


その他にも色々難解な言葉がありますよ~^^

んーだもしたん=あーびっくりした

とか、

ゆくさ=ようこそ

とか。

ワタシ的には、西郷どん第一話で、負傷した小吉を介抱する時に、
ドランクドラゴンの塚地武雅が言った一言、
「前をすんもはん」がツボでした^^

★前をすんもはん=前を通ります、すみません

の意味。

そういえばよく言ってました、前をすんもはん^^

こういうところもいい味が出ていますね。

西郷どんはさつま言葉が難解ですが、
今はそんなに使う人は多くないです。

イントネーションがおかしいくらい?

なので心配せずに鹿児島を訪れて下さいね^^

西郷どん 視聴率は?

気になる西郷どん2話の視聴率は、15.4%!

前回と同じ結果となりました!

これがいのか悪いのか?

まあまだまだ導入部分なので、これからに期待しましょう!

地元鹿児島での視聴率も気になりますね^^

まとめ

西郷どん、今からワクワクです。

西郷どんの相関図や、各話のあらすじなどは
NHK大河ドラマガイドに写真入りで詳しく書いてあるので、
気になる人やもっと深く知りたい人におすすめですよ。

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