女神は二度微笑む あらすじは?感想は?ネタバレ【見るべし】

映画
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踊らないインド映画?

ラストの大どんでん返しにびっくり!

張り巡らせた伏線の回収が見事と評判が高い、
インド映画らしくないインド映画『女神は二度微笑む』
見に行ってきました^^

今日はインド映画『女神は二度微笑む』についてのレビューです。

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女神は二度微笑む あらすじ

引用:Youtube BROADWAY

女神は二度微笑む 概要

タイトル:女神は二度微笑む

原題:KAHAANI(物語)

監督:スジョイ・ゴーシュ

出演:ヴィディヤー・バーラン、パラムブラト・チャテルジー、
    ナワーズッディーン・シッディーキー

国:インド

製作:2012年

上映時間:123分

字幕:松岡環

公式ホームページ:http://megami-movie.com/

※インドのアカデミー賞と呼ばれるインド『フィルムフェア賞』で、
 監督賞、主演女優賞など5部門独占!

インドの大都市コルカタ。

妊娠中の女性ヴィディヤ(ヴィディヤー・バーラン)は、
一ヶ月前コルカタに出張に行き、
忽然と姿を消した夫・アルナブを探しに
ロンドンからやって来た。

勤務していた会社を訪ねたが、夫が勤務していた痕跡はなく、
宿泊していたホテルにも泊まっていた形跡はない。

通っていたと聞いていた夫の母校の記録にも夫の名前はなく、
親戚が住んでいるという場所にもそんな名前の人は存在していない。

手がかりとなるのは、写真嫌いの夫が結婚式で撮った
たった1枚の写真だけ。

警察官ラナ(パランブラト・チャテルジー)は、
ヴィディヤにほのかな恋心を抱きつつ彼女に協力するが、
ヴィディヤが夫へと近づく証言を得るたびに、
その証言者が次々に殺されてしまう。

その中で夫と瓜二つの人物・ミラン・ダムジという男が浮上する。

頼りないものの誠実で真面目なラナと、
持ち前のハッキング技術で、秘密を解き明かしていこうとするヴィディヤ。

少しづつその全容が見え始めた時、
そのミラン・ダムジという男が、2年前にコルカタで起きた
凄惨な毒ガスによる地下鉄無差別テロの首謀者だということを知る。

そしてそのミラン・ダムジに秘密裏に協力していた内通者がいたこと、
その秘密に近づきすぎたことで殺されかけるヴィディヤ。

ヴィディヤはすべての謎を解き、愛する夫アルナブに
再び会うことができるのか?

またミラン・ダムジは本当に存在するのか?誰なのか?

張り巡らされた伏線に、ラストの大どんでん返し。

衝撃のラストに驚愕です^^

女神は二度微笑むの感想

私はインド映画歴17年の大のインド映画ファン。

インド映画にハマったきっかけは、第一次インド映画ブーム
『ムトゥ~踊るマハラジャ~』を見てから。

奇想天外なストーリーと、歌(ダンス)にノックアウトされ、
それから今まで、200本以上のインド映画を見てきました。
(ここ数年は以前ほど見ていないのでこれ位の本数ですが・・・)

昨年の『きっと、うまくいく』の上映から、
第二次インド映画ブームが始まっている感じですが、
今回はその中でも特に評価が高いインド映画らしからぬインド映画、
『女神は二度微笑む』を見てきました^^

主演のヴィディヤー・バーランが大好きな女優さんなので。

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実は私、近年の上質なインド映画はあんまり好きではありません。

『きっと、うまくいく』も『マダム・イン・ニューヨーク』も
『めぐり逢わせのお弁当』も全て見ましたが、
とても美しく詩的でいい映画だとは思うのですが、
やっぱり歌やダンスがないと消化不良な感じがしてしまって。

だから今回のこの『女神は二度微笑む』も、絶賛されているけど
自分にはあんまり合わないんじゃないかな?と
密かに思っていたんです。

でも、その不安はすぐに解消されました。

すごく上質なストーリーで、すごく面白い!

インド映画って展開が強引だったり、ご都合主義的な所が多く、
所々ストーリーが破綻してしまうということも多々ありました。

でもこの『女神は二度微笑む』は、最初から最後まで硬派。

ストーリーに引き込まれてしまい、エンディングまで
グイグイ引っ張られる感じで進んでいきます。

何が真実なのか?

本当にミラン・ダムジなどというテロ犯は存在するのか?

内通者(裏切り者)は誰なのか?

夫・アルナブとは会えるのか?

ラストで全てがわかった時、この映画の原題KAHAANI(物語)の
意味がわかる。

久々に素晴らしいインド映画を見られたな~と
満足感でいっぱいの帰り道でした^^

主演のヴィディヤー・バーランは、今までのインド映画の女優のように
ゴージャスでもナイスバディーでもありませんが、
堅実な演技のできる素晴らしい女優さんです。
(『チェイス』のカトリーナ・カイフや、
『闇の帝王DON ベルリン強奪作戦』のプリヤンカー・チョープラーみたいな
ゴージャスさはないかも?)

でもヴィディヤー・バーランの演技の素晴らしさにやられている映画です。

コルカタ(旧名:カルカッタ)の街も、
夜はとても幻想的で光がとても美しい。

まだ見ていない人、インド映画ってことで見ないのは
もったいないかも?

ぜひ色々な人に見てもらいたい良作です^^

尚、この『女神は二度微笑む』のスジョイ・ゴーシュ監督は、
東野圭吾原作、福山雅治主演の傑作ミステリー
『容疑者Xの献身』のボリウッド・リメイクの監督として
有名になりました。

まだ公開日時やキャストなどは発表になっていませんが、
こちらも楽しみですね。

女神は二度微笑む ネタバレ

女神は二度微笑むのネタバレを検索している人が多いようですね。

でも、私はあえて言いたい!

見に行くなら、絶対にエンディングを知らずに行ったほうがいいです!

正直インド映画に、大どんでん返しがすごいとか、
張り巡らせた伏線の回収が見事とか、そんなことを
インド映画ファンの私でさえ期待していませんでしたが、
この映画は本当にそれが見事です。

見事に騙され(誰に?)、今まで何を見て信じてきたんだろう?
ってなります。

イメージに騙され、言葉に踊らされ、
思い込んでいて、騙されて・・・・。

ラストの展開はもうすごいの一言。

まさしく、大どんでん返し!

あの行動が実は・・・ってことが後でわかったり、
あの人が実は・・・ってことがあったりで、
素晴らしいです。

私的にはこの映画が、ハリウッドのパクリでないことが
嬉しいというかびっくりで。

現に、あまりの素晴らしさにハリウッドでのリメイクが
決定したのだとか。

私はインドのこの喧騒が映画のイメージと合っていたから
素晴らしい映画になったんだと想うんですが、
はてさて、ハリウッドリメイクはどうなるのか?
こちらも見ものですね?

まとめ

『女神は二度微笑む』。
久々に見た良作インド映画でした。

インド映画ってだけで食わず嫌いをしないで、みんなに見てほしいな。

帰ってから ヴィディヤー・バーラン祭りだった
私のレビューでした^^

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