今年もニョキニョキと生えてきました、たけのこ。
でも今年は『裏年』なのか?
自宅周辺の山では、取れるたけのこの量は少ないみたいです。
今日はたけのこを美味しく食べるための下準備法や、たけのこのアレルギー、
我が家直伝のおいしいたけのこのきんぴらレシピについて書いてみます。
たけのこのえぐみを取る方法
私の家は市内から車で15~20分ほどの郊外にあります。
竹山を持っているので、春になるとたけのこ三昧っていう生活を
小さい頃からず~っとウン十年してきました^^
だから春にたけのこを食べないなんてありえない!
でも今年はたけのこの裏年なのか?
取れる量はいつもと比べてかな~り少ないようです。
とはいってもやはりそこそこの本数は取れるので、煮しめにしたり、
きんぴらにしたり、天ぷらにしたりして食べています^^
たけのこってすごく美味しいんですが、やっぱりあくというか?
独特のえぐみってありますよね?
新鮮なたけのこだとえぐみはなく、生でも食べられる・・・
とか言いますが、掘ってすぐに茹でてアク抜きをしても、
やっぱり少しはえぐみが残り、喉がイガイガするたけのこもあります。
掘ってから15分も経たないたけのこでも、えぐみが取れないたけのこも
多いので、それはもう仕方がないのかもしれません。
ましてや掘ってから時間が経てば経つ程、えぐみを感じやすくなるっていうので、
美味しく食べるためには下処理をしなければいけないでしょう。
一番有名なのは、米ぬかを使って茹でることですよね。
でも米ぬかなんてそうそう家にはないですし、わざわざその為だけに
買うのもなんだか、面倒でもったいない。
うちの場合は、いつも生米を一緒に入れて茹でたり、
コメのとぎ汁で茹でたりしています。
生米の量は、たけのこ1本につき大体大さじ3杯~4杯程でしょうか?
姫皮も柔らかくて美味しいので、なるべくたくさん残して切りますが、
基本、皮は剥いてから茹でています。
簡単な方法ですが、これで大分えぐみは抑えられますよ。お試しあれ。
たけのこのアレルギーってどんなの?
たけのこってすごく美味しいし、どんな料理にしても合いますよね?
パスタに入れても美味しいですし、コリコリっとした食感もまた
食欲をそそります。
でも、食べた時に喉の奥がイガイガしたり、痒い気がしたりすることも。
あぁ、たけのこにえぐみが残ってるのね?と軽視しがちですが、
それ、実はたけのこアレルギーかも?
ただのえぐみに反応しただけだったり、アレルギーが軽かったりする場合は
喉の軽い痒みやイガイガで済んでいますが、これが重症化すると、
もっとひどい状態にもなりかねません。
たかが『えぐみ』じゃないんですね?
そのアレルギーの原因は、アセチルコリンという物質。
このアセチルコリン。
本来アレルギーになる物質は一切含んでいないのですが、
アレルギーと類似症状を引き起こす『仮性アレルゲン』というものらしく、
アレルギー物質は含んでいないにもかかわらず、アレルギー反応を引き起こしてしまう、
かなりの厄介者。
アセチルコリンは、副交感神経や運動神経で刺激を伝達し、
血管拡張・心拍数低下・消化機能亢進・発汗などを促す作用があり、
自律神経の機能をおかしくしてしまうこともあるそうです。
その為、気管支ぜんそくとの関連性も疑われているのだとか。
たけのこアレルギーもアセチルコリンが原因で、咳や喘息、鼻炎などを
悪化させる可能性があるそうなので気になります。
特に体調を崩していたり、小さな子供さんがアレルギー持ちだった場合などは
ひどい症状が出やすいそうなので、気をつけて下さいね。
また、トマト、バナナ、なす、ほうれんそう、やまいもなどにも
『仮性アレルゲン』物質が含まれているそうです。
仮性アレルゲンは、加熱したり、あく抜きをしたりすることで大部分が失われますが、
アレルギーが強く現れる人の場合は注意が必要ですね!
たけのこのきんぴらレシピ。我が家直伝!
春の味覚たけのこ。
しっかりとアク抜きができたたけのこは、本当に美味しいです^^
どんな料理でも飽きることがありませんね。
何をしても、何に入れても美味しいたけのこですが、家では春になると
大人気なレシピがあります。
今日はそれをご紹介したいと思います。
母親直伝のレシピですので、しょうゆ・みりんの量は適当です^^
自分のお口に合うように、調節してみて下さいね。
このきんぴらは当座煮なので、冷蔵庫で3~4日位もちます。
冷めても十分美味しいので、お弁当に入れてもいいかも?
うちの子は『これをおかずにご飯が3杯食べられる!』といつも言うくらい、
ご飯のお供にぴったりのたけのこのきんぴらです^^
<このレシピのおいたち>
今の時期、たけのこが大量に生えてくるため、少しでも早く新鮮な
たけのこを消費するために考えました。
まとめ
春になるとおいしいたけのこ。
値段も高く重いので、手軽に買って帰れるものではないかもしれませんが、
季節のものはとても美味しいので、是非ご賞味あれ。
日本産のたけのこを食べて、日本の四季を身近に感じたいものです。