毎日ジメジメとうっとおしいですね。
ジメジメした日が続くとお部屋の中にまで湿気がこもって、
カビや結露が付いてしまうことに。
気がついたらうちもいつの間にか壁にカビがうっすら。
今日はジメジメした日の湿気対策について書いていきます。
除湿機でカビ対策
我が家は築30年の古い鉄筋一戸建て。
とても丈夫で、外壁もオレンジと白でかわいいのですが、
梅雨どきを中心に雨が降り続くと湿気でカビが生えたり、外と中の温度差が
激しかったりするとびっしり結露が付いたりと、湿気やカビや結露で
ず~っと悩まされてきました。
少しでも換気を良くするために窓を5cm位開けたり、絶えず除湿機をかけて
湿度を低く保とうと対策は取っているのですが、少し目を離していると
思いがけないところに白くポヤポヤしたカビが生えていたり、
壁紙の黒いカビができていたり・・・ってことがしょっちゅう。
最近も天気が悪い日が多く、またPM2.5の汚染や花粉がひどいために
窓を大きく開けはだけることができなかった日が続いていました。
そして気がついたら玄関先も木目調の壁もうっすら白かびまみれ。
至るところが湿気でベタベタしていることに気がついて新聞紙を敷いたり、
除湿機もかけていたのにあまりの湿気具合に追いついていなかった模様。
慌てて色変わりしないカビ取りの方法をやってみてカビは綺麗に取れましたが、
このままではまたカビが繁殖してしまうのは目に見えているので、
もっと効果的にしっかりと除湿機で除湿してみることにしました。
カビ予防に除湿機は確かに大きな効果があります。
カビが繁殖するためには、温度と湿度、その両方が必要です。
でも除湿機で温度にかかわらず、湿度を低い状態に維持できれば、
大規模にカビは増殖しないのです!
問題があるとすれば、部屋中どこでもいつでも除湿機をかけるとなると、
除湿機がたくさん必要になることと、電気代がかかってしまうこと。
カビが気になる箇所だけで良ければ、除湿機をかけたところは確実に
湿度は抑えられるのでカビには効果テキメンです。
●フィルターの清掃が必要
→除湿機にはフィルターがついていますが、フィルターの掃除を怠ると不潔です。
フィルターには除湿の際にmホコリや花粉、ダニの死骸などが付いたりします。
それを定期的に取って綺麗にしてあげないと、新たな汚染を広げてしまったり、
除湿の性能が落ちたり、電気代が余計にかかるようになってしまいます。
●タンクの水の処理
→除湿機には、除湿した際に出た水を貯めるタンクがあります。
最近では大容量タイプのものも多いですが、タンクの大きさが小さすぎると
すぐに満水になって除湿が停止されてしまうため注意が必要です。
(除湿機はタンクの水が満水になると自動で運転が終了します)
●フィルターのカビ対策
→カビを生えさせないようにしてくれるのに効果的な除湿機ですが、
しっかりとした対処をしなければ、除湿機自体がカビの胞子をまき散らす
事になるので注意が必要です。
除湿した後そのまま切らずに送風運転で完全に内部を乾燥させてから停止させると
内部が乾燥しているため、カビが増殖しません。
一手間ですがこれでカビ対策として除湿機が安心して使えると思います。
除湿機で結露対策
我が家は結露もものすごいです。
梅雨の時期は勿論ですが、特にひどいのが冬。
朝起きると窓という窓、全てが結露でびっちょりなんてこと珍しくありません。
鉄筋なのでしょうがないのかもしれませんが、毎朝寒い中、結露のついた窓を
雑巾で1枚1枚拭いていく面倒臭さはたまったもんじゃありません。
大きな窓を中心に2箇所~3箇所除湿機をかけて寝ると、朝結露は全くついていないので、
除湿機で結露対策は確実にできると言えます!
結露が気になるって人は除湿機の導入をおすすめします。
結露を放っておくと、カビが生えたりしてとても危険!
カビはさまざまな病気の原因で、住んでいる人に害を及ぼすと言われています。
喘息やアレルギーの原因になるという研究もなされているようなので、
除湿機でしっかりとした結露対策を行いましょう。
結露は外気温と内気温差で起こると言われているので、こまめに換気をしたり、
観葉植物や熱帯魚などの水槽の置き場を変えるだけでも効果がある場合も。
また、窓ガラスに貼って使う結露防止シートや、結露防止スプレー、
付いた結露をテープで吸い取る結露吸水テープなど、結露に関する商品も
販売されているようなので、そういったものと除湿機を併用してみてもいいですね。
除湿機 電気代って高いの?
除湿機がカビにも結露にも大変効果が高いってことはわかりました。
でも除湿機は長時間に渡って稼働させておくものなので、やっぱり電気代が高いと
気になって使えませんよね?
正直に言うと、我が家は除湿機をオールシーズン2~3台使っていますが、
結露が付く時期や梅雨時期はかなり電気代が高くなります。
うちの場合、除湿機を一晩中かけていたりする季節だと、いつもより
月4,000円くらいは高くなる計算になります。
うちだけかな?と気になって調べてみましたが、デカント式と呼ばれるタイプの
除湿機だとそれくらいはかかってしまうようです。
月の4,000円増は結構きついものがありますが、除湿機が一番手軽でかつ
効果が高いので、カビや結露の防止のためや、健康のためなどを考えると
仕方がないと諦めています。
実際にうちの場合は除湿機を使わないと湿気で大変なことになりますから。
エアコンにも除湿機能が付いていて、一時期は除湿機能の方が電気代が安いと
言われていましたが、今ではそんなことはなく、
除湿機のほうが電気代は安いそうです。
除湿に機能を絞っているからとも言われていますが、カビや結露防止のために
除湿したいなら、除湿機を購入したほうが良いですよ。
まとめ
新しい基準で経てられた最近の家は、空気の流れまで考えて設計されているものが多く、
湿気がこもりにくかったり、結露が付きにくかったりするんだそうです。
だからといって簡単に建て替えたりは難しい家。
除湿機を上手に使って、湿気がこもらず、カビや結露の付かない、
快適な生活を送りたいものですね。