桜島 避難ペットは?鹿児島市ペットを避難所に連れて行っていいの?避難グッズ

ペット
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5-25 桜島 火の島祭り 2015。日程は?駐車場はあるの?口コミ情報

桜島の噴火警戒レベルが3から4に上がり3日目。

今のところは桜島の大噴火は起こっていませんが、やはり心配ですよね?

今日はこのブログで反響の大きい桜島の噴火でのペットの避難について、
直接鹿児島市の危機管理課の方に直接電話して聞いてみました。

***8月19日追記しました***

桜島の方々がペットを繋いだまま避難している件で、批判や心配の声がありますが、
18日、鹿児島市は住民たちからの要望を受け、家に残してきたペットを連れだしました。

安全な場所にペット達を非難させることができたようで、飼い主のおばあちゃんも喜んでいました。

桜島の飼い主さんたちもちゃんとペットのことを心配しており、
また、鹿児島市もそんな市民の要望に答えたということに、私は感動しました。

あとはもし噴火しても被害が少ないことを望むばかりですね。

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20150818-00000054-nnn-soci

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桜島 避難でペットはどうなる?

桜島は今のところ動きは静かですが、まだまだ噴火の可能性は高いようで、
今後約2週間程は動向を冷静に見る必要があるそうです。

桜島でも一部の島民が一時避難をしている状態ですが、
今のところ大正大噴火のような大噴火の兆候はなく、
鹿児島市には大きな災害は及ばないだろうと予測されているようです。

今回の桜島の避難を伝えるテレビで、一時帰宅した島民のおばあちゃんが
自分のお家のワンちゃんを鎖で外に繋いだまま避難所へ帰っていったことで、
ネットで一部批判されています。

鹿児島市は何をやってるんだ!犬猫も一緒に避難させるべきだろ!
という非難の声です。

正直、記憶に新しい口永良部島の噴火の時でも、最初の避難時には
着の身着のままでペットを家に置いてきた・・・
って人も多かったですよね?

でも一時帰島後に犬や猫を連れ帰ってくる飼い主さんも多かったです。

テレビでよく報道されていた犬のさくらちゃんでしたっけ?

あの子が避難所の外に飼い主の男性とともに避難していたのを見て
微笑ましくホッとしたのは多分私だけではないでしょう。

今回の場合、おばあちゃん達はきっと、外にいる番犬なので
一緒に避難するという考え自体がなかったのだろうと思います。

昔の人達からすると犬は所詮犬だって人多いですからね。

でも今の人達は違いますよね?

犬・猫といっても自分の家族のように愛している人が多いので、
自分の避難もだけどペットの避難のことも考えて不安になったのだと思います。

実はこのブログでとても反響が大きいのがペットの防災についてです。

今回、桜島の噴火警戒レベルが上がったことで危機感を覚え、
ペットの避難はどうなっているんだろう?と心配になってブログに
アクセスしてくださる方が多いようですが、残念ながら今まで
一般的なペットの避難についての記事はありますが、今回の桜島の噴火のように、
鹿児島についてのペットの避難情報はまだ書いていませんでした。

と言うことで、今日は実際に直接鹿児島市の危機管理課の方に電話して聞いてみました。

鹿児島市 避難 ペットは避難所に連れて行っていいの?

私の独断で記事にするわけには行かないので、実際に鹿児島市の危機管理課の方に
電話して聞いてみました。

桜島の対応で忙しい中、危機管理課の方はとても親切・丁寧に答えてくださいました。

さて、今回の桜島の避難において、ペットとの避難については
まだ検討中である、というのが鹿児島市の今の見解
だそうです。

まだ知らない方が意外に多いのですが、環境省が出している
『災害時におけるペットの救護対策ガイドライン』というものがあります。

>>災害時におけるペットの救護対策ガイドラインダウンロード

それによると、『ペットは同行避難することが基本である』と定められています。

鹿児島市もそれに則り、ペットを連れての避難を原則禁じてはいません。

ペットとの避難についてはまだ検討中である今でも、です。

その人それぞれの考え方になるため一概には言えませんが、
ペットを連れて避難しても構わないんだそうです。

今回の桜島でも、犬を連れて猫を連れて避難しても良かったが、
そうする人がいなかったのでしょう。

これは私の意見なのですが、世の中にはペットが嫌いな人、
苦手な人、アレルギーがある人など、様々な人がいます。

ペットに理解がある人ばかりが避難してくるわけではないので、
やはりどうしてもペットを連れている人の肩身は狭くなってしまうと思います。

なので、避難所に入れない、外にいないといけない、という状況には
なってしまうかもしれませんね。

特に私が飼っているチワワなどは警戒心が強くてよく吠えますから。

犬猫連れ避難の人と避難所を分けてトラブルを回避したという自治体もあるようなので、
そこら辺は実際に避難してからの対応になってしまうのかもしれません。

やはりこういう緊急時には『人命優先』になってしまいますから
仕方がないのかもしれません。

でも、鹿児島市がペット連れでの避難を原則禁じておらず、
ペットを連れて避難しても構わないというスタンスでいるということは、
ペットを飼っている身としては大変うれしかったです^^

もちろん、ペットを連れての避難は大変ですし、色々なトラブルにも
巻き込まれるかもしれません。

犬猫が嫌いな人達からの理解は得られないかもしれません。

でも自分のうちのペットは絶対に守りたい、見殺しにだけはしたくない!

だから私はもしもの時には一緒に避難しようと考えています。

次の項目では、ペット連れの避難について、用意したほうが良いグッズや、
気をつけるべきことなどを書いていこうと思います。

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ペット 避難グッズ・気をつけることとは?

ペットの避難グッズは今、販売しているところもありますが、
1つ1つペットショップなどで揃えていくと良いでしょう。

詳しくはこちらの記事を見て下さい。

>>地震 ペットの対策を考える!避難はできるの?備えって何をすればいいの?

桜島の噴火の避難についての記事ではないですが、犬猫の避難グッズ的には
噴火も地震も変わらないので、原則こういうものを備蓄していると良いでしょう。

少なくともフードだけは常時切らさないように、いつでも常備しておくと
安心ですよね?

うちの子は1匹は何でもよく食べる子で、もう1匹は偏食気味で
決まったフードじゃないと食いつきが極端に悪いので、
食べるフードはいつも1袋開けても1袋は残るように注文しています。

本当は偏食をせず何でも食べるこだといいのですが、直りませんでした。

できるだけ偏食をなくし、何でも食べられるようにしておくと
もしフードを持って避難できなかった場合などには助かると思います。

避難時には基本リードをし、キャリーケースなどに入れて
避難するようにしましょう。

★★ペット避難時に気をつけること★★

  • 基本的なしつけができること
  • →「待て」「おすわり」「伏せ」など基本的なしつけができていること。

  • ケージの中に入るのを嫌がらない
  • →ケージに入るのを嫌がらないようにかねてからしつけておくこと。
     自分のお家はケージの中だと認識させ、安心感を持たせる。

  • 不必要に吠えない
  • →難しいことですが、必要以上に吠えさせないこと、
     飼い主の『ダメ!』の抑えが効くこと。

  • 人を怖がったり攻撃的にならない
  • →犬もいつもと違う環境にパニックになっている場合も多いので、
     いつも以上に吠えたり噛んでしまったりとおい可能性もあります。
     人(特に幼児)には触らせないようにしっかりと見ておくこと。

  • 決められた場所で排泄
  • →決められた場所で排泄するように躾けておくと安心ですね。

  • 予防接種をする
  • →狂犬病ワクチンや各種ワクチンを定期的に接種し、感染症を広めないようにする。

  • フィラリア・寄生虫の予防
  • →フィラリアの予防は5月〜12月まで。毎月ちゃんと予防すること。
     またノミやダニが寄生しないように適切に飼育すること。

もっともっと書きたいことはありますが、詳しいことは
以下の小冊子(pdfファイル)3つをダウンロードし、見てみてください。

>>災害時におけるペットの救護対策ガイドラインダウンロード

>>【小冊子】備えよう!ペット動物の災害対策

>>【新潟県獣医師会監修】これだけは準備したい!防災グッズと心構え

あなたとペットが安全に避難できたらいいですね。

まとめ

桜島はまだ予断を許さない危機的状況です。

大正噴火並みの大きな噴火は起こらないだろうと当初言われていましたが、
昼のワイドショーでは、火口からマグマが噴き出る大噴火の可能性もあると、
一部の専門家が言い出した、と言っていました。

また今回はわかりませんが、大正大噴火約 8 時間後には
マグニチュ ード 7.1 の地震も発生しています。

不必要な心配はいりませんが、もしもの時に慌てることがないように
しっかりと準備し、ペットと一緒に安全に避難してくださいね。

桜島のペット避難について心配して、このブログを訪れて下さった人の答えになれば幸いです。

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コメント

  1. 桜島噴火に伴う避難で、置き去りになってしまっている動物がいるとの情報を知り、検索してたどり着きました。

    市へのお問い合わせについて記事にしてくださり、ありがとうございます。参考になりました。口永良部では今も取り残された動物たちがいると思うのですが、今度は桜島で・・一時帰宅でご飯をあげてきた、という方もいらっしゃいますが、できれば一緒に避難できないものかと思います。

    私のブログでは、福島原発避難区域に取り残された動物たちについて、ずっと取り上げてきています。桜島のペットについても心配されている読者さんがおられるので、こちらの記事を転載させていただきたいと思います。

    口永良部の被災動物についても情報を追ってきています。ご参考までに。。
    http://ameblo.jp/momokohime7/themeentrylist-10090843216.html

  2. 判りやすい情報等をありがとうございます。
    ブログからこちらへリンクを張らせて頂きました。
    わんこ好きな方がブログに来られるので、是非こちらの記事を知って頂きたいと思い・・・。
    事後承諾でスミマセン。

  3. 翠(すい)yacchan より:

    ももこひめ様

    コメントありがとうございます。

    お返事が遅くなってしまってすみません。

    ももこひめ様のブログを拝見させていただきました。

    とても素晴らしい活動をされていることに感銘を受けました。

    桜島の避難だけにとどまらず、動物との避難のことを考えると
    色々と難しいところもありますよね?

    犬猫はいいけど、猿は?フェレットは?ハムスターは?
    ヘビやトカゲは?考えると果てがありません。

    飼い主さんにとってはどんな動物であっても家族ですもんね。

    人間動物問わずみんなが日々、自分のお家で
    幸せに過ごせる世の中が永遠に続くといいですね?

    今回は本当にコメントありがとうございました。

    yacchan

  4. 翠(すい)yacchan より:

    煌(きら)様

    コメントありがとうございます。

    お返事が遅くなってしまってすみません。

    煌(きら)様のブログを拝見させていただきました。

    とても素晴らしい活動をされていることに感銘を受けました。

    非難されている桜島のあのおばあちゃんですが、
    ご本人は全く悪気はないと思うんですよね?

    自分のことで精一杯でしょうし、あの年齢の方にとって
    犬は所詮犬っていう考え方だと思うので。
    (いいか悪いかは今回置いておきますが・・・。)

    でも危険が及ぶかもしれない環境に犬を置いて
    いかなけれないけないことは悲しいことだと思います。

    人間動物問わずみんなが日々、自分のお家で
    幸せに過ごせる世の中が永遠に続くといいですね?

    今回は本当にコメントありがとうございました。

    yacchan