台風が鹿児島に来る時期はいつ?対策は?備蓄するものは何がいい?

気象
[広告] 当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

梅雨真っ盛りの日本。

九州では梅雨の大雨で被害が出ているようですが、
梅雨が開けると今度は台風シーズンになります。

今日は鹿児島の台風対策や、揃えたら便利な備蓄品など
鹿児島の台風情報について書いてみようと思います。

スポンサーリンク
     

台風が鹿児島に来る時期はいつ?

台風といえば、毎年沖縄などの島が大きな被害にあったり、
何度も何度も台風がやって来たり、
いつまでも暴風域を抜けなかったりというイメージがあります。

鹿児島はここ最近は台風が直撃することがなく、
比較的おとなしい台風シーズンを過ごしていますが、
やはり台風の対策だけは講じた方が良いでしょう。

とは言っても今年はエルニーニョ。

エルニーニョの年は台風の発生数が平常時より
少ない傾向があるとは言われていますが、
夏発生した台風では、最も発達した時の台風の中心気圧が
平常時よりも低い傾向があるらしいので、油断はできません。

鹿児島の台風の時期は、だいたい8月から9月、10月位まで。

1年で平均26.7個の台風が発生しており、
そのうち九州に上陸するのは0~3個位と言われています。

九州南部に接近する台風に至っては、4~5個もあるんだそうです。

信じられないことに、過去20年間の台風の上陸数は、
鹿児島が全国1位
なんだとか。

暑かったり、桜島の灰が降ったりと気象条件が厳しい鹿児島の
この時期の台風はかなり大変ですよね。

鹿児島の台風 対策は?

鹿児島は今までも台風の影響を大きく受けてきた県です。

2004年には、九州南部に9個もの台風が接近又は上陸しました。

最近、鹿児島では大きな台風の被害はありませんが、
日本全体においては台風の風や、停滞前線による大雨などで
大きな被害が出ている県もあったりするので、
鹿児島も他人ごとではありませんね。

今年2015年も今現在で、計7号(ドルフィン)まで発生しており、
それは過去最も速いペースだということなので、
台風に対して厳重な注意が必要です。

台風が上陸したり接近したりすると、暴風や高潮、高波による被害が起こったり、
低気圧による落雷や竜巻、屋根が飛んだりなどが起こったり、
大雨による洪水や浸水、砂崩れなど多大な被害が発生します。

また交通機関の乱れが発生し、運休したり、欠航になったり、
色々なイベントも中止になったりします。

暴風雨が一番強い時間帯が夜中だったりすると、みんな眠っているため
被害が大きくなりがちなので、早めの対策・避難を心がけましょう。

★鹿児島の台風 対策★

  • 最新の台風情報を入手する
  • →最新の台風情報を入手し、台風の進路に注意すること。
     ローカルニュースなどが情報も早く一番良いですが、
     停電時に備えTwitterなども見られるようにしておくと良いです。

     ★鹿児島県危機管理局:https://twitter.com/kikikanrikago
     

  • 高潮のおそれがあるので高台に避難する
  • →自宅が高台や海岸地帯などにある場合は被害を受けやすいため
     特に注意が必要です。

  • ゴミ箱や物干しなど外にあるものを中にしまう
  • →かねて外にあるものを飛ばされないように
     室内に入れておきましょう。
     外で飼っている犬も忘れずに室内に入れて下さいね。

  • 窓や雨戸、車庫などの補強
  • →戸挟み、板などで釘付け、筋交で補強をすると
     丈夫になって良いです。
     くれぐれも雨や風が強くなる前に行って下さいね。

  • なるべく外に出ない
  • →台風がひどくなる前に用事は極力済ませ、
     台風時には自宅で過ごすようにする。

  • 両親など年老いた人への対策を手伝う
  • →自分の両親や近所の人などのためにも
     少しだけ目を配ってあげましょう。

万が一、台風の強風などで窓や雨戸が飛ばされた時は、
反対側の雨戸を外し風を通すと良いと、県からのお達し情報です。

そんなことを考えただけで悲しくなっちゃいますが、
もしものときには覚えていたほうが、被害を最小限に
抑えることができるかもしれませんね。

鹿児島県は、南北の距離が600kmとかなり長い為、
台風の影響を長く受けたりします。

鹿児島市と離島などは条件や環境が全く違うので、
最新の情報をしっかりと確かめつつ、早めの対策・避難を
心がけるようにして下さいね。

台風で備蓄したら捗るもの

鹿児島は火山大国なので台風だけにとどまらず、
ある程度の備蓄をしていた方が良いでしょう。

特に最近では桜島の活動が活発で、もし100年前の
大正大噴火時のように、桜島からの多量の土砂が崩落し、
錦江湾に流れ込んだら、50m規模の大津波が来ると
最近ニュースで言っていました。

スポンサーリンク

口永良部島の大噴火による全島避難も記憶に新しいように、
火山や地震などが活発化している現在、
最低でも家族が1週間は生活できる程度の
備蓄をしていたほうが良い
です。

今までは災害に備えた備蓄といえば、水や缶詰などの食料品を
災害に備えて使わずとっておくという備蓄方法でしたが、
最近では『家庭内流通備蓄』と言って、普段食べるものや
使うものを多めにストックしておき、いざというときのために
備えようという方法に変わってきています。

元の備蓄法だと気がついた時には賞味期限が切れていた!
ってことも多かったですが、これだと食べながら消費した分だけ買い足すので
賞味期限切れとかなく、いざという時にも慌てずにすみますよね?

最近ではめっきり少なくなりましたが、台風で停電になったり、
ガスや水道が止まったりということもあるので、
水やガスを使わないでも食べられるものも大切です。

とはいってもそういうものはとても高いので、
そんなにたくさんの量は準備できませんよね?

なので、せめて火だけは使えるようにカセットコンロなどを用意すると
備蓄品の幅も広がりますね。

★台風にかぎらず備蓄しておきたいもの★

  • アルファ米
  • →アルファ米とはお湯・水を注ぐだけで食べられるお米で
     長期間の保存が可能な為、備蓄品として人気です。
     熱湯で15分、水なら60分でふっくらおいしいご飯が
     できるので、いくつかは持っていると安心です。
     
     

     

  • 無洗米
  • →最低でもガスコンロがあれば無洗米でお米が炊けます。
     ガスでのお米の炊き方がわからない場合はスマホで検索してみましょう。

  • カップラーメン
  • 缶詰
  • レトルト食品
  • ミネラルウォーター
  • →3リットル×3日×人数分

  • パック入り切り餅
  • ビスケット・チョコレート・アメ
  • ガスコンロ・ガスボンベ
  • 懐中電灯・ラジオ
  • ろうそくやライト・ランタン
  • →停電になった時用に。
     ろうそくが危険な場合はライトやランタンなどでもOK。
     100円ショップでも売っているので1つ買っておくといいかも?

  • スマホのモバイルバッテリー
  • →ラジオがなくてもRadikoやラジカルなどの
     ラジオアプリがあったり、Twitterで最新情報を集めたりなどなど
     スマホがあればなんでもできるので、停電になっても使えるように
     大容量バッテリーのものがあると便利。
     私はいつも5,200mAのものを充電し持っています。
     

昔はよく乾パンをと言われていましたが、乾パンはとても固く
また喉も乾くので、特に用意しなくても大丈夫です。

特に小さい子やご高齢の方がいるおうちでは
かえって危険なので、乾パンではなくクッキーや
ビスケットなどで代用しましょう。

台風の場合は持ち出す必要性は低いかもしれませんが、
もしもの時のためにリュックサックに入れておいても
いいかもしれませんね?

まとめ

今年も台風の季節が近づいてきました。

今年は早々と台風6号が来るかも?とヤキモキしましたが、
とりあえず被害が大きくなくて良かったです。

日本は台風大国ですし、鹿児島は特に台風や桜島の大噴火にも
十分注意しなければなりません。

早めに対策を講じ、被害がないようにしたいですね。

スポンサーリンク