【鹿児島 地震】大正大噴火から100年超え 桜島の大噴火はいつ?その危険性

地震
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先日の2回の地震以降は地震のない状態が続いている鹿児島。

でも錦江湾内でくじらの目撃が相次いでいるし、
1週間程度は同程度の地震が起こるかもと気象台も言っているので
正直気になっているって人も多いのでは?

もしかして今回の地震は、大正大噴火並みの
桜島の大規模噴火の前兆なのでは?とネットでは噂になっています。

その信憑性の程は?ですが、大正大噴火並の大噴火も
絶対にない!とは言い切れない時代になってきました。

今日は鹿児島県民が知っていそうで実は詳しくは知らない
大正大噴火について、現代で起こったらどうなるの?
など書いていこうと思います。

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【鹿児島 地震】大正大噴火から100年超え 桜島の大噴火はいつ?その危険性

3月11日と12日、立て続けに鹿児島を襲った震度3の地震、
とても怖かったですね?

しばらくは同程度の地震が頻発するかも?
と言われていたので警戒していたのですが、
今の所、大きな地震も起こっておらず、ひとまずホッとしています。

うちでは地震に備え、日頃から『ローリングストック法』で
食べ物などの必要品を備蓄しているんですが、
今回の地震でちょっと緩んでいた『防災意識』が
またキュッと引き締まりました。

米は絶えず20〜30kg、
愛犬の為にドッグフードも1kg×2袋備蓄しているので
何も備蓄していないよりはマシな状況ですが、
やはり大地震や大噴火は恐ろしいですよね?

震度3の地震当日には6頭のクジラが打ち上げられたり、
前日には地震魚のテンガイハタが釣りあげられたり、
地震後には錦江湾でクジラが目撃されたりなど、
科学的根拠の程は不明とは言え、大地震前の予兆と言われている現象が
いくつも起こっているので、もしや・・・という気持ちは消えません。

今回の地震、

●南海トラフ地震の前兆なのでは?

とか、

●桜島が大正大噴火並の大噴火を起こすのでは?

と、かなりネット上では話題になっていました。

一方、鹿児島のテレビでは、発生が土日だった為なのか?
詳しい情報はそんなになく、ただ大地震や噴火の兆候はない、
という発表を後々ニュースで見ただけ。

そうは言われてもやはり不安なわけです、
鹿児島には運転中の川内原発もありますし。

ということで、今日は近い内に必ず来ると言われている
桜島の大規模噴火について調べてみました。

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桜島大正大噴火とは?

引用:Youtube akira kawamura


桜島の大正大噴火はとても有名な大噴火なので、
鹿児島に住んでいる人はみんな、名前は聞いたことがあるでしょう?

でもどれだけの人が正しく知っているか?と言うと、
正直、名前程度は知ってるけど・・・っていう感じだと思います。

私もまさにそんな感じでした、今回の地震が起こるまでは。

今回の地震の後、Youtubeやネットなどで
大正大噴火のことを詳しく調べ、
その状況がしっかりと後世に残っていることにびっくりし、
恐ろしくなりました。

大正大噴火は、1914年(大正3年)1月12日に噴火が始まり、
その後約1か月間にわたって頻繁に爆発が繰り返され多量の溶岩が流出しました。

●死者行方不明者は58人

●国内では20世紀最大の噴火

●流れ出た溶岩で大隅半島と桜島が繋がった

●火山灰は九州から東北地方にまで及んだ

●噴煙は上空10,000m以上に達し、桜島は真っ黒な雲で覆われた

●午後6時30分にマグニチュード7.1の強い地震(桜島地震)が発生した
(鹿児島市でも石垣や家屋が倒壊)

などが主な被害として記録されています。

いつもはきれいな桜島が、私達かごっま人が大切に思っている桜島が
こんなに激しい大噴火を起こしたなんて本当にびっくりですよね?

大正大噴火の噴火活動は、1916年(大正5年)にほぼ終息したそうですが、
怖いのは、その大正大噴火から約100年経った現在、
マグマの量が大正大噴火レベルまで戻ってきている、と言われており、
いつ大正大噴火クラスの大噴火が起こっても不思議ではない、
と専門家が言っている、ということです。

桜島は約130年間隔で大噴火を起こしており、
計算上は大正大噴火と同レベルまでマグマが蓄積されるのは
2044年頃、と言われているようですね。

それまではまだ多少の時間はありそうですが・・・。

また、桜島の本体は、「姶良カルデラ」と言われており、
この姶良カルデラが噴火すると、九州滅亡レベルとも言われています。

また、鹿児島のはるか南の方には「鬼界カルデラ」もあり、
これもまた「姶良カルデラ」並の破壊力。

とにかく行きている内には絶対に噴火して欲しくない
大噴火を起こしたら生命に関わるカルデラ火山が
鹿児島周辺には多いのです。

これらのカルデラ火山の噴火は、まだ調査を続けている段階なので
ハッキリとは分かっていません。

ですが、大正大噴火並の大噴火はいつ起きても不思議ではない
そんなレベルまで来ています。

いつ来るか?というより、それにどう備えるか?
にシフトしているのです。

まとめ

大正大噴火の時には、大噴火の約8時間後に
鹿児島湾を震源とするマグニチュード7.1の地震が起こっています。

震度は5〜6と比較的大きく、46人の方が亡くなっています。

2メートル程度の津波も起こったようです。

私たちにはどうすることも出来ませんが、
せめて命を落としたり大怪我をしたりすることがないように
平常時からしっかりと考え、備えておくことが大事ですね。

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